遺伝子組み換えに関する NEWS 〜2000

 

97年4月

モンサント社は二種類の除草剤(Glyphosate, Roundup)耐性なたね (商品名:Roundup TM)RTー73とRT−200のうち、RT−200をカナダの種子市場からリコール。

97年10月21日

ラウンドアップ・レディ・綿の“爆弾”(Motion Magazine)転載禁

98年9月1日

モンサントはラウンドアップ除草剤を6$値下げして10$/ガロンに

(モンサントの発表―セント・ルイス発)

転載禁

99年2月6日

フランスのスーパーマーケットのチェーン店「Carrefour」が総ての遺伝子組み換え食品を排除、と発表。

1999年冬

クレブシエラ・プランティコラ(ウェブノート)    転載禁

99年3月12日

デイリー・エクスプレス紙報道。過去1年間に大豆アレルギーの患者が50%増加。遺伝子組み換え大豆による疑い。保健省に厳密な調査を要求。

99年6月24日

遺伝子組み換え作物の安全性に関して米FDA内部に異論があることが発覚。表示義務化裁判の中で。

99年7月13日

米でベンブルック報告公表。全米8州の大学の圃場で大規模に行われたラウンドアップ耐性大豆の収量試験の結果、RRは平均6%の収量低下が判明。

99年10月15日

米オハイオ州立大学昆虫学部H.ウイルソン博士。「ツトガ被害に関し、Btと非Btコーンの間に収穫高の差が無かった。Btコーンには経済性が無い」

99年11月5日

米上院議員47名、遺伝子組み換え食品の表示義務化を求める意見書をFDAに提出。

99年11月30日

R.コーエン氏、米FDA公聴会でモンサントの牛成長ホルモン認可におけるFDAとモンサント社の不正について証言。

99年12月15日

フランスの有機栽培農家が、モンサント社相手に訴訟。購入した大豆の種に遺伝子組み換えの種が混入していた。

99年12月17日

イタリア政府はBtコーン等7種類の遺伝子組み換え作物の国内での利用を一時凍結。

99年12月20日

イギリス最大手スーパー・チェーン店「テスコ」と2番目の「アイスランド」がいっさいの遺伝子食品排除。遺伝子組み餌料の肉類も含む。

99年12月21日

日本の日清食品が遺伝子組み換えコーンと大豆の使用を止めると発表。日本の紀文が

豆乳を非遺伝子組み換えに変更、と発表。

99年12月21日

モンサント社の食堂でGM食品禁止(AP通信 ロンドン発)転載禁

99年12月27日

ポルトガル政府は遺伝子組み換えコーンの国内での栽培延期を決定。ノヴァーチス社

とモンサント社の申請を却下。

99年12月29日

ブラジル政府がモンサント社の除草剤耐性大豆の栽培計画拡張に難色。

2000年1月12日

世界32カ国の238名の科学者が、各国政府に遺伝子組み換え食品の中止を求める公開状発表。

2000年1月15日

米エコノミスト紙の世論調査。米市民の57%が遺伝子組み換え食品を買いたくない。

積極購入表明は4%のみ。

2000年1月19日

カナダの著名な科学者や専門家らが遺伝子組み換えに反対し、監視組織を結成。

2000年1月28日

タイ政府が遺伝子組み換え綿(Bt綿)の栽培を申請したモンサント社に難色。

2000年2月4日

米国の農業雑誌「Farmers Weekly」2月4日号「遺伝子組み換え作物は費用がかさむ割にメリットははっきりしない」

2000年2月(号)

英国王立不動産研究所「テスコの決定で遺伝子組み換え作物を作った土地は評価額が

下がるかも知れない。GMの土地の記録と地価の変動を監視する」

2000年2月17日

米ワールド・ウオッチ研究所見通し「今年度、世界のGM作物の栽培面積は25%減」

2000年2月17日

ドイツ保健省発表「Btコーンの国内作付けは当分認めない。抗生物質耐性が問題」

2000年2月27日

英国ブレア首相がGM作物に対する態度変更「GM作物は潜在的に有害」

2000年3月9日

米国農務省が法案「栽培方法の如何に係わらずGM作物に(有機)表示は認めない」

2000年3月

米国農務省調査発表。今年度のGMコーン作付けは25%減少。ダイズ、綿なども減少。

2000年3月10日

共和党のクシニッチ議員ら5名がGE食品の安全性試験義務法案を提出。

2000年3月17日

動物飼料の抗生物質―増大する公衆衛生の危険性(ワシントンポスト マーク・カウフマン)

2000年3月28日

科学は、サイエンス・フィクションに聞こえることがある。(トリビューン)  転載禁

2000年4月

日本で、家畜用飼料から未承認の組み換え体コーン“スターリンク”が「遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン」の検査により発見。農水省は否定。

2000年4月2日

米国で12の州が遺伝子組み換え作物に何らかの規制を準備(セントルイス・ポスト)。

2000年4月3日

コカコーラの三代目、William C.Wardlaw氏が遺伝子組み換えに反対表明。社としてはこの見解に反対(サンフランシスコ・クロニクル)。

2000年4月3日

デュポン、モンサントなど遺伝子組み換え大手7社が、5000万ドル(約60億円)を使って、

遺伝子組み換えキャンペーンを開始。タイトルは「グッドアイデアが育ってる」。

2000年4月5日

モンサントがアーカンサス州の農民を告訴。RR耐性大豆の種を契約に反して採種、栽培したとして。

2000年4月5日

全米科学アカデミーが遺伝子組み換えについて報告書。「安全だが環境に対する長期的影響は調査が必要。」アメリカのNGO反発、抗議。共和党クシニッチ議員ら報告書の撤回を求めて抗議。

「委員会メンバー数名がモンサントなどから研究費」

2000年4月18日

米国東部の大手食品チェーン店‘ジェナルディ’が遺伝子組み換え食品排除。アメリカ初。

2000年4月23日

ハイテク作物は頭に悪いGeoffrey Lean 環境記者                    転載禁

2000年5月19日

遺伝子組み換え品の混入していたなたねをスウェーデン農業省は廃棄の方向(ロイター)

2000年5月25日

遺伝子組み換え品の混入していたなたねをフランス政府が全量廃棄決定(ロイター)

2000年6月6日

モンサントが農家を私立探偵を使って調査(CP Wire National         転載禁

2000年7月31日

モンサントがラウンドアップシステムで大豆増収を保障 (Pro Farmer  Ag.com)

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2000年8月7日

ギリシャ、9,000エイカーのバイオテク綿花を廃棄(ロイター、グリーンピース-ギリシャ)

2000年8月21日

無法状態の動物実験(英国ガーディアン紙)                              転載禁

2000年9月3日

かつてない大規模な人体実験―GM食品(シカゴトリビューン ボストン発)転載禁

2000年10月26日

日本で、未承認の組み換え体コーン“スターリンク”が食品に混入していると「遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン」が発表。(日本農業新聞)

2000年11月4日

安全に疑問の出たGMリスクテストザ・ガーディアン紙)                       転載禁

2000年11月14日

日本で、農水省が“スターリンク”の飼料への混入を確認、と発表。15検体中2/3から発見。同省は、10月末には混入の可能性を確認。(日本農業新聞)

2000年11月15日

Aventisが遺伝子組み換えから撤退表明(アソシエート・プレス―アイオワ州)

2000年11月16日

スターリンクでアメリカのコーン輸出が40%落ち込み(ロイター通信―ワシントン)

2000年11月22日

スターリンクが他のコーン品種にも混入発覚ロスアンゼルス・タイムス)

2000年11月28日

44人のアメリカ人がスターリンク・コーンで発病と訴えロイター通信―ワシントン発)

2000年12月1日

Bt コーンのオオカバマダラに対する脅威は現実的(ワシントン発AP)

2000年12月4日

スターリンク被害に対しアメリカの農家が集団訴訟(ニューヨークタイムス―シカゴ)

2000年12月5日

アメリカEPAの諮問委員会がスターリンクの安全性を納得せずロイター通信―ワシントン)

2000年12月18日

専門家会議はバイオテクノロジーに対し、より強い規制を要望(ワシントン発AP)

2000年12月19日

日本向け食品用コーンにスターリンク発覚(ロイター通信―東京)

2000年12月20日

米欧専門家会議が、政府は組み換え作物のルールを作るべきと勧告CNN.com 健康と食品ライター)

 

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