モンサントはラウンドアップ除草剤を6ドル値下げして10ドル/ガロンに
モンサントの発表―セント・ルイス発
9月1日 1998年
山田勝巳 訳
モンサントは今日からラウンドアップ除草剤を6ドル下げて10ドル/ガロンに値下げすると発表。
Roundup Ultra、Roundup Pro、Roundup Ultra RTその他のラウンドアップブランドの除草剤は、表示された100種類の雑草、150種類の作物に使われています。この値下げでラウンドアップを使う農家が増えるでしょう。また作物以外の用途でも機械的作業を無くすことができ効率的で環境に優しいのです。「何処の生産者も費用を安くするチャンスです。生産者にとってコストが低減でき、選択の幅が広がり、創造的な解決ができそしてより幅広く使うチャンスです。」
値下げは芝生や庭の手入れに使うラウンドアップ消費者には適用しません。
モンサントは、ラウンドアップ・レディ・大豆の技術料を5ドルから6.50ドル/50ポンドにすると同時に発表しました。「ラウンドアップ・レディ大豆方式は、1998年よりもコストが下がり農家にとってはメリットが大きい。例えば1ガロン当たり10ドル値下げでエーカー当たり1.3袋播くとすれば約1ドル/エーカー安くなり、前処理と育成中にラウンドアップ・ウルトラを使えば3ドル/エーカーの節約になる。」とプリート マーケティング部長は話す。
ラウンドアップ綿の生産者には変更はないがリベートは廃止しました。「同様に仮定すれば、デルタ地帯のラウンドアップ・レディ綿生産者はラウンドアップ・ウルトラの値下げで1998年に比べて2ドル/エーカー節約できる。」
ラウンドアップ・レディ・コーンの技術使用量は変わりません。「ラウンドアップの値下げと残留農薬を減らすか無くすオプションを選べ、選択の幅が広いので、モンサントの推奨に従えば、除草費用は去年と同じか下がる。」とプリートは話す。ラウンドアップ除草剤は、色々な作物、樹木、ナッツ、ツル植物の除草、特に多年草の高級除草として、1976年にアメリカで導入されました。それ以来、除草効果が良いため、利用者は様々の使い方をしてきました。70年代から農家は、ラウンドアップを使って機械除草を少なくしてきました。これを保全耕起と呼んでいる。
ラウンドアップは種蒔き前に前作の残渣を枯らすためにも使われます。作物残渣は土の湿り気を保持するため養分損失を防げ、耕起の時間と手間を省けます。農家は融通が効くようになり、効果的除草ができ他のことをする時間が作れたのです。
他にも3年前に導入されたラウンドアップ・レディ作物のコーン、大豆、綿では、作物の上からラウンドアップをかけても枯れないため今までにない除草法が可能になりました。このお陰で作物が安全になり、除草時間が減り、作業タイミングにより融通性が効くようになったのです。
モンサントは、生命科学会社として科学と技術を共有することで、食料と健康の地球的課題を解決する決意です。世界中で24,700人の従業員が、高級農産物、医薬品、食品原料を生産し販売しています。
この報道発表は、ラウンドアップ・ウルトラ除草剤のセールスとマーケット向けの前向きの声明になっています。過去の実績と今後の見通しに基づいているもので実際の結果は次のものによって変わります。
天候、価格、新たな用途、特許の期限切れ、地域の農法、地域経済、適用作物、他メーカーの製品の入手性、価格と適応、そして経済的、競争性、政府によるもの、知的所有権、技術、その他モンサント社の証券取引委員会への10Kと10Qファイルに記された理由。
問い合わせは:Lisa M. Drake(314-694-3540), Karen K. Marshall(314-694-2882)