平成12年9月現在

 

     安全性確認年を示す。

     「−」は未確認,「 /」は対象外を意味する。

     これまで問題となった作物は赤字で示した。

 

 

組換え植物
(
品種名)

開 発 者
(
隔離ほ場申請者)

特 徴(導入遺伝子)

食品

(厚生省)

飼料

(農水省)

1

トマト

農業環境技術研究所
農業生物資源研究所
農業研究センター

ウイルス病抵抗性
(タバコモザイクウイルス
外被タンパク質遺伝子)

2

イネ
(日本晴:16-2

農業研究センター
農業生物資源研究所

ウイルス病抵抗性
(イネ縞葉枯ウイルス
外被タンパク質遺伝子)

3

イネ
(キヌヒカリ)

農業環境技術研究所
(
)植物工学研究所

ウイルス病抵抗性
(イネ縞葉枯ウイルス
外被タンパク質遺伝子)

4

メロン
(プリンス)

農業研究センター
農業生物資源研究所
(農業環境技術研究所)

ウイルス病抵抗性
(キュウリモザイクウイルス
外被タンパク質遺伝子)

5

イネ
(キヌヒカリ)

三井東圧化学()
(
農業環境技術研究所)

低アレルゲン米
(イネアレルゲン遺伝子
のアンチセンス側)

6

イネ
(アキヒカリ)

()加工米育種研究所
(日本たばこ産業()

酒造用低タンパク質米
(イネグルテリン遺伝子
のアンチセンス側)

7

ジャガイモ
(メークイン)

北海道グリーンバイオ研究所
(北海道農業試験場)

ウイルス病抵抗性
(ジャガイモ葉巻ウイルス
外被タンパク質遺伝子)

8

ダイズ
(40-3-2)

モンサント社
(農業環境技術研究所)

除草剤の影響を受けない
(グリホサート耐性遺伝子)

 2つの予期しない遺伝子断片が発見された。

1996

1996

9

トマト(405)

野菜・茶業試験場

ウイルス病抵抗性
(キュウリモザイクウイルス
外被タンパク質遺伝子)

10

トマト(707)

11

ナタネ
(GT73)

モンサント社
(農業環境技術研究所)

除草剤の影響を受けない
(グリホサート耐性遺伝子及び
グリホサート分解酵素遺伝子)

1996

1996

12

トマト(ICI9)

ゼネカ社、カゴメ()

高ペクチン含有
(ポリガラクチュロナーゼ遺伝子
のアンチセンス側)

13

トマト(ICI13)

14

トマト

カルジーン社、麒麟麦酒()

日持ち性の改良
(ポリガラクチュロナーゼ遺伝子
のアンチセンス側)

1997

15

ナタネ
(HCN92)

ヘキスト・シェーリン
グ・アグレボ()
(
北海道農業試験場)

除草剤の影響を受けない
(グルホシネート耐性遺伝子)

1996

1996

ナタネ
(HCN10)

ヘキスト・シェーリン
グ・アグレボ()

1997

1998

16

ナタネ
(PGS1)

アベンティス社
(北海道農業試験場)

除草剤の影響を受けない
(
グルホシネート耐性遺伝子),
雄性不稔(花粉生産阻害遺伝子),
稔性回復(稔性回復遺伝子)

1996

1996

ナタネ
(PHY14)

アベンティス社

1997

1998

ナタネ
(PHY35)

1997

1998

17

ナタネ
(T45)

ヘキスト・シェーリン
グ・アグレボ()
(北海道農業試験場)

除草剤の影響を受けない
(グルホシネート耐性遺伝子)

1997

1997

18

トウモロコシ
(T-14)

ヘキスト・シェーリン
グ・アグレボ()
(北海道農業試験場)

除草剤の影響を受けない
(グルホシネート耐性遺伝子)

1997

1997

トウモロコシ
(T-25)

1997

1997

19

トウモロコシ
(MON810)

モンサント社
(農業環境技術研究所)

害虫抵抗性
(Bt
産生殺虫タンパク合成遺伝子)

イリノイ大学の実験で使用。

花粉にBtタンパクは発現しない。

1997

1997

20

トウモロコシ
(MON802)

モンサント社
(農業環境技術研究所)

害虫抵抗性
(Bt
産生殺虫タンパク合成遺伝子),
除草剤の影響を受けない
(
グリホサート耐性遺伝子)

21

トマト(117)

野菜・茶業試験場

ウイルス病抵抗性
(キュウリモザイクウイルス
外被タンパク質遺伝子)

トマト(1046)

トマト(1204)

トマト(1208)

22

トウモロコシ
(Bt11)

ノースラップキング社
(農業環境技術研究所)

害虫抵抗性
(Bt
産生殺虫タンパク合成遺伝子)

1996

1996

23

トウモロコシ
(Event176)

チバシード社
(農業環境技術研究所)

害虫抵抗性
(Bt
産生殺虫タンパク合成遺伝子)

1996

1996

24

ナタネ
(PGS2)

アベンティス社

(
北海道農業試験場)

除草剤の影響を受けない
(
グルホシネート耐性遺伝子),
雄性不稔(花粉生産阻害遺伝子),
稔性回復(稔性回復遺伝子)

1997

1997

ナタネ
(PHY36)

アベンティス社

1997

1997

ナタネ
(PHY23)

1999

1999

25

トウモロコシ
(DLL25-DK566)

デカルブ社
(
東食()
農業環境技術研究所)

除草剤の影響を受けない
(
グルホシネート耐性遺伝子)

26

トウモロコシ
(DBT418-DK566)

デカルブ社
(東食()
農業環境技術研究所)

害虫抵抗性
(Bt
産生殺虫タンパク質遺伝子)
除草剤の影響を受けない
(
グルホシネート耐性遺伝子)

27

ワタ
(531
系統)

モンサント社
(九州農業試験場)

害虫抵抗性
(Bt
産生殺虫タンパク合成遺伝子)

1997

1997

28

ワタ
(757)

モンサント社
(九州農業試験場)

害虫(ガの仲間)に強い
(Bt
産生殺虫タンパク質遺伝子)

1997

1997

29

イネ
(日本晴:20-2

農業研究センター
農業生物資源研究所
(
農業環境技術研究所)

ウイルス病抵抗性
(
イネ縞葉枯ウイルス
外被タンパク質遺伝子)

イネ
(日本晴:21-3

30

ジャガイモ
(BT6)

モンサント社

害虫抵抗性
(Bt
産生殺虫タンパク質
合成遺伝子)*1

1996

ジャガイモ
(BT10)

1996

ジャガイモ
(BT12)

1996

ジャガイモ
(BT16)

1996

ジャガイモ
(BT17)

1996

ジャガイモ
(BT18)

1996

ジャガイモ
(BT23)

1996

31

ジャガイモ
(SPBT02-05)

モンサント社

害虫抵抗性
(Bt
産生殺虫タンパク質
合成遺伝子)1

1997

ジャガイモ
(SPBT02-07)

1997

ジャガイモ
(ATBT04-06)

1997

ジャガイモ
(ATBT04-30)

1997

ジャガイモ
(ATBT04-31)

1997

ジャガイモ
(ATBT04-36)

1997

32

トウモロコシ
(MON832)

モンサント社
(農業環境技術研究所)

除草剤の影響を受けない
(グリホサート耐性遺伝子)

33

トウモロコシ
(MON809)

パイオニア・ハイブ
リッド・ジャパン()
(農業環境技術研究所)

害虫抵抗性
(Bt
産生殺虫タンパク合成遺伝子)

1998

34

ナタネ
(Westar-Oxy-235)

ローヌ・プーラン
油化アグロ()
(北海道農業試験場)

除草剤の影響を受けない
(ブロモキシニル耐性遺伝子)

1999

1999

35

ナタネ
(MS8RF3)

アベンティス社
(
北海道農業試験場)

除草剤の影響を受けない
(
グルホシネート耐性遺伝子),
雄性不稔(花粉生産阻害遺伝子),
稔性回復(雄性不稔回復遺伝子)

1997

1998

36

トウモロコシ
(CBH351)

アベンティス社
(
北海道農業試験場)

害虫抵抗性
(Bt
産生殺虫タンパク質遺伝子)
除草剤の影響を受けない
(
グルホシネート耐性遺伝子)

スターリンク

37

ワタ
(1445)

モンサント社
(九州農業試験場)

除草剤の影響を受けない
(グリホサート耐性遺伝子)

1997

1998

38

ワタ
(10109)

モンサント社,
カルジーン社
(
九州農業試験場)

除草剤の影響を受けない
(ブロモキシニル耐性遺伝子)

ワタ
(10211)

1997

ワタ
(10215)

1997

1998

ワタ
(10222)

1997

1998

ワタ
(10224)

1997

1998

39

イネ
(月の光:H39

日本たばこ産業

酒造用低タンパク質米
(イネグルテリン遺伝子のアンチセンス側)

イネ
(月の光:H75

40

カリフラワー
TSB201

タキイ種苗()

雄性不稔(雄性不稔遺伝子),
除草剤の影響を受けない
(グルホシネート耐性遺伝子)

41

ブロッコリー
TBR101

42

イチゴ
(C-5)

奈良県農業試験場

うどん粉病抵抗性
(キチナーゼ遺伝子)

43

イネ
(
系統番号4)

(財)岩手生物工学
研究センター

除草剤の影響を受けない
(ビアラフォス抵抗性遺伝子)

44

トウモロコシ
(GA21)

モンサント社
(農業環境技術研究所)

除草剤の影響を受けない
(グリホサート耐性遺伝子)

1999

1999

45

トウモロコシ
(DLL25)

デカルブ社
(農業環境技術研究所)

除草剤の影響を受けない
(グルホシネート耐性遺伝子)

1999

2000

46

トウモロコシ
(DBT418)

デカルブ社
(農業環境技術研究所)

害虫(ガの仲間)に強い
(Bt
産生殺虫タンパク質遺伝子),
除草剤の影響を受けない
(グルホシネート耐性遺伝子)

未認可時に飼料から発見。すぐ認可。

1999

2000

47

ダイズ
(260-05)

デュポン()
(北海道農業試験場)

オレイン酸含有量が高い
(
高オレイン酸遺伝子)

2000

48

ダイズ
(A2704-12)

ヘキスト・シェーリン
グ・アグレボ()
(北海道農業試験場)

除草剤の影響を受けない
(グルホシネート耐性遺伝子)

49

ワタ
31807

モンサント社、
カルジーン社
(九州農業試験場)

害虫(ガの仲間)に強い
Bt産生殺虫タンパク質遺伝子)
除草剤の影響を受けない
(ブロモキシニル耐性遺伝子)

1999

1999

ワタ
BG4740

50

アズキ (AR-9)

農業研究センター
(農業環境技術研究所)

害虫(甲虫類)に強い
(alfa-
アミラーゼインヒビター遺伝子)

51

キュウリ
CR-29

農業生物資源研究所
(農業環境技術研究所)

灰色カビ病に強い
(キチナーゼ遺伝子)

キュウリ
CR-32

キュウリ
CR-33

52

トマト (No.4-7)

北海道農業試験場

ウイルス病(キュウリモザイクウイルス)に強い
(
サテライトRNA遺伝子)

53

ナタネ(MS8)

アベンティス社

(野菜・茶業試験場)

除草剤の影響を受けない
(
グルホシネート耐性遺伝子),
雄性不稔(雄性不稔遺伝子)

1998

1999

54

ナタネ(RF3)

アベンティス社

(野菜・茶業試験場)

除草剤の影響を受けない
(
グルホシネート耐性遺伝子),
稔性回復(稔性回復遺伝子)

1998

1999

55

イネ
(KA45)

()ゼネカ

低グルテリン
(アンチセンスグルテリン遺伝子)

イネ
(KA48)

イネ
(KA119)

イネ
(KA130)

56

イネ
(LLRICE06)

アグレボ・ジャパン()
(
農業環境技術研究所,
(
)農林水産先端技術
  産業振興センター)

除草剤の影響を受けない
(グルホシネート耐性遺伝子)

57

イネ
(LLRICE62)

アグレボ・ジャパン()
(
農業環境技術研究所,
(
)農林水産先端技術
  産業振興センター)

除草剤の影響を受けない
(グルホシネート耐性遺伝子)

58

ダイズ
(A5547-127)

アグレボ・ジャパン()
(
農業環境技術研究所,
(
)農林水産先端技術
  産業振興センター)

除草剤の影響を受けない
(グルホシネート耐性遺伝子)

59

ダイズ
(GU262)

アグレボ・ジャパン()
(
農業環境技術研究所,
(
)農林水産先端技術
  産業振興センター)

除草剤の影響を受けない
(グルホシネート耐性遺伝子)

60

トウモロコシ
(MS6)

アグレボ・ジャパン()
(
農業環境技術研究所,
(
)農林水産先端技術
  産業振興センター)

除草剤の影響を受けない
(グルホシネート耐性遺伝子),
雄性不稔(雄性不稔遺伝子)

61

ワタ
(1849
系統)

モンサント社
(九州農業試験場,
(
)農林水産先端技術
  産業振興センター)

害虫(ガの仲間)に強い
(Bt
産生殺虫タンパク質遺伝子)

62

パパイヤ
(55-1)

コーネル大学,
ハワイ大学,
アップジョン社
((
)マック,
国際農林水産業
研究センター,
(
)農林水産先端技術
  産業振興センター)

ウイルス病に強い
(パパイヤリングスポットウイルス
外被タンパク質遺伝子)

63

イネ
(730)

モンサント社

除草剤の影響を受けない
(グリホサート耐性遺伝子)

イネ
(1107)

イネ
(1316)

イネ
(1702)

イネ
(1708)

イネ
(1863)

64

キュウリ
(T1-7
系統)

青森県グリーン
バイオセンター

ウイルス病に強い
(キュウリモザイクウイルス
外被タンパク質遺伝子)

65

カリフラワー
(CF156)

タキイ種苗()

除草剤の影響を受けない
(
グルホシネート耐性遺伝子),
雄性不稔(雄性不稔遺伝子)

66

ブロッコリー
(BR891)

タキイ種苗()

除草剤の影響を受けない
(
グルホシネート耐性遺伝子),
雄性不稔(雄性不稔遺伝子)

67

てんさい
(T120-7)

アグレボ・ジャパン()

除草剤の影響を受けない
(
グルホシネート耐性遺伝子)

1999

1999

68

トウモロコシ
(MON853)

モンサント社

害虫(甲虫類)に強い
(Bt
産生殺虫タンパク質遺伝子)

69

トウモロコシ
(MON863)

モンサント社

害虫(甲虫類)に強い
(Bt
産生殺虫タンパク質遺伝子)

70

トウモロコシ
(NK603)

モンサント社

除草剤の影響を受けない
(
グリホサート耐性遺伝子)

71

ワタ
(15985
系統)

モンサント社
(
九州農業試験場.
(
)農林水産先端技術
産業振興センター)

害虫(ガの仲間)に強い
(Bt
産生殺虫タンパク質遺伝子)

72

イネ
(AFT105-15
系統)

全国農業協同組合
連合会

ヒトラクトフェリン産生
(
ヒトラクトフェリン遺伝子)

73

イネ
(G2-59)

モンサント社
(
モンサント社、
愛知県農業総合試験場)

除草剤の影響を受けない
(
グリホサート耐性遺伝子)

イネ
(G2-60)

イネ
(G2-69)

イネ
(G2-70)

イネ
(G2-138)

イネ
(G2-143)

我が国における確認品種・系統数

46

33

資料:農林水産省先端産業技術研究課より

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