ザンビアに非GM食料の寄付

 

2003年1月30日

News24.com SAPA

訳 山田勝巳

 

ルサカ発―

世界食料計画(WFP)のスポークスマンによると、WFPは80,000トンの非GM食糧援助をザンビアに行ったという。 WFPのアフリカ人道支援特別派遣団のジェームス・モリスによると、国連が呼びかけていた南部アフリカへの飢える人達に対する6億1100万ドルの寄付が集まったと、ザンビア政府大臣に伝えた。モリスは、残りの額にたいする対応も直に決着するだろうという。

 

この荷物は、去年の8月にアメリカからのGM食糧援助50,000トンを拒否して以来ザンビアが受け取る始めての非GM援助食糧になる。 ザンビア政府が拒否してからWFPとの関係が悪化して、食糧危機はより深刻になっていた。

 

ムワナワサ政権は、健康と環境リスクを理由に挙げて、飢餓があるからといってザンビア国民をモルモットにするつもりはないといっていた。 300万のザンビア国民が深刻な飢餓に直面しており、援助団体は、今作期に雨が少なかったので状況は更に悪化するだろうと警告していた。

 

Sapa-DPA

WFPは、アフリカの受入国にGM食糧援助について説明せずに緊急に配給する事態に追い込まれていた。 ザンビア、マラウィ、レソト、スワジランド、ジンバブエ、モザンビークが2年も作物生産時期に旱魃にみまわれ、酷い食糧不足に直面していた。

 

 

 

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