ワクチンの売上は2006年には100億ドルに達する見込み

 

ヤフーニュース 

2003年 1月7日

訳 山田勝巳

 

全世界でのワクチンの売上は、2001年の54億ドルから2006年には100億ドルに達すると見込まれており、その伸びは留まるところを知らない。

 

中でもインフルエンザワクチンの伸びが大きく売上は今後5年間で20億ドルに達すると見込まれている。 この5年の16%の伸びは、もうすぐ発売が開始されるMedImmune社が製造し、Wyeth社が販売するFluMistという鼻へスプレーするタイプのワクチンに期待するところが大きい。

 

FluMistに加えて児童のワクチンの売上の伸びが2003年だけでも20%見込まれている。2004年から2006年の毎年の伸びは10%づつ見込まれている。

 

2001年の児童用ワクチンの販売は25億ドルと現在最もシェアが大きい。 しかし、観測筋はこれが高齢者や成人の旅行者が受けるインフルエンザの予防接種が増えているので早晩とって変わられると見ている。

 

更に、バイオテロの脅威から天然痘のワクチン接種が新ビジネスとして登場している。

 

アヴェンティス、グラクソスミス、ワイス、メルクの4大企業が総売上の85%を占有している。 

パウダージェクト薬品、アカンビス、バーナ・バイオテク、チロンなどの小さな会社も名を挙げてきている。

 

 

 

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