続く生命特許の争い
クロップチョイス
http://www.cropchoice.com/leadstry.asp?recid=2421
2004年3月2日
抄訳 山田勝巳
アメリカで最近行なわれた調査の結果は、カナダのナタネ農家にとっては当然の事だろう。この調査が行われたのは、主要な食用作物、コーン、大豆、ナタネに関するもので、36の在来種の種子から遺伝子組み変えDNAストランドが検出された。この結果は、マニトバ大学が在来ナタネの保存種子にGMナタネのDNAが見つかったのと一致する。
アメリカの調査でGM作物の組み換えDNA配列が検査できなかったのは、配列が企業秘密だからというのは留意する必要がある。
インド小麦の生命特許
http://www.cropchoice.com/leadstry.asp?recid=2418
2004年2月29日
クローンと遺伝子操作がアメリカのメディアで大きく取り上げられる為、アメリカのバイテク企業が世界中で巻き起こしている怒りが目に触れない事も多い。
その一つにグリーンピースがインドの農業研究団体と行っているインドの小麦品種ナプルの特許撤回運動がある。モンサント社はこの特許を死守するといっている。モンサントは、発明の境界を曖昧にしようとしているが、研究者や農民、運動化はこれを土着品種の窃盗と非難している。