種子保存する農民を迫害するモンサント
セント・ルイス・ビジネスジャーナル
2003年2月21日
訳 山田勝巳
テネシーの農民がモンサントの特許種子を盗もうとしたことを認める。
文書偽造を認めた農民ケム・ラルフは、最高で5年の懲役と25万ドルの罰金が課せられる5月7日に判決が決まる予定。損害賠償は免れない。
検察によると、彼の偽造による損失は$165,649で、ラルフの友人が種子保存することを禁じたモンサントの技術協定に基づくラウンドアップ綿を1999年に栽培したという。 綿の収穫後、トラック一台分の種子がモンタナのケネットにある会社に運ばれ、調整されて2000年用の種子として袋詰された。ラルフは、この会社に対し、モンサントとの取引を隠すためこの種子は自分のものだと書いた書類を送っているという。
訳注:ラルフ氏への上記の判決は5月7日に下され、モンサントとの契約違反で初めて刑務所に入ることになった。