フィリピンの農民がGMコーンの花粉を呼吸して健康被害

 

抄訳:山田勝巳

http://news.nasdaq.com/news/newsStory.aspx?&cpath=20040224\ACQDJON2004022406

ダウ・ジョーンズ・オンライン12DOWJONESDJONLINE000391.htm

クアラ・ルンプール(AP);

 

アメリカは、遺伝子組換え食品への怖れを過剰反応だとあしらったが、ノルウェイの研究者はフィリピンの農民がバイテクコーン農場の近くに住んでいて害を受けたと報告した。遺伝子組み換え食品論争は五日間に及ぶ国連のバイテクセーフティ会議での中心議題となり、アメリカの代表が欧州連合と環境団体の生命操作製品を過剰にコントロールしていると攻撃した。

 

ヨーロッパでは、狂牛病や口蹄疫などのため遺伝子組換え食品に対して過敏になり過剰な反応をするようになったとホワイトはいう。「アメリカの消費者は、ほとんど食品中のバイテク製品には関心もないし心配もしていない」とアメリカ通商代表部衛生局長のホワイト。

 

グリーンピースのドリーン・スタビンスキィは、アメリカ国民がバイテク食品を受け入れているのは「無知の現われ」でほとんどの人が組み換え原料を食べている事を知らない為で、知ったらヨーロッパと同じにその危険性に気付く筈だという。これとは別に、遺伝子生態学のノルウェイ研究所長タージェ・トラビクは、フィリピン南部のバイテクコーン農場近くに住む村人が2003年の終わり頃から熱、呼吸器や消化器、皮膚病を患っている調査があると発表した。血液検査によるとこれらの症状は、空中を漂うトウモロコシの花粉を吸い込んだためである事を示しているとトラバクはいう。

 

政府関係者、科学者、環境活動家が80カ国以上から集まり、バイテク輸送についてカルタヘナ議定書が昨年9月に有効になってから始めて開かれた。

 

環境活動家は貿易ガイドラインを基準にすることをカルタヘナ議定書を批准していない主要GM輸出国が骨抜きにしようとしていると警告している。

 

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