ラテンアメリカへの食料援助にGM穀物
2001年11月28日
オーガニックコンシューマー誌
抄訳 山田勝巳
GEフリーラテンアメリカネットワークが実施したコロンビア、エクアドル、ボリビア、ペルーへの食料援助製品の検査で、ペルー以外の3カ国への製品から高い確率で組み換え遺伝子が見つかった。 検査はジェネティックID社フェアフィールド・アメリカが行ったもの。
検査は大豆やコーンは主にアメリカから来ており、特に日本やヨーロッパが拒否しているため行ったもの。
昨年アメリカは50万トンのコーンやコーン製品を国際援助として寄付しており、クリントン前大統領は、3億ドルを「教育のための世界食糧」として予算を組み、これに基づいて68万トンの大豆・コーン・麦・米の余剰品がラテンアメリカ、アフリカ、アジア、東欧へ輸出されている。
過去数年に亘って、コロンビア、エクアドル、ペルー、ボリビアはアメリカから最も影響を受ける貧しい家庭の子供達への食料援助として大量の大豆とコーンを受け取っている。
アメリカからの食料援助品にGMが発見されたのはこれが始めてではない。
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