遺伝子汚染関連・年表

 

00      4        ●日本で家畜飼料からスターリンク検出。

5        EU諸国でカナダから輸入したナタネ種子に除草剤耐性GM(RR)が混入(12%)種子栽培はカナダ。スウェーデン、フランスなど政府が廃棄命令。

7月  ●カナダのアドバンタ社がナタネ種子の汚染はカナダの種子圃場近くのGMナタネ畑からの花粉によ

と発表。

              ●ギリシャで未認可GMがワタの種子に混入発覚。9000ha廃棄(350万ドル)。

9        ●アメリカでタコスの皮からスターリンク検出。300品目のコーン製品回収。

10      ●日本でコーン製品からスターリンク検出。

11      ●アメリカでGarst社が98年に販売した非GMコーン種子にスターリンク混入発覚。

●ニュージーランドがアメリカから輸入したスイートコーン種子(5.6トン)にGM汚染。作付けすんだ後でアメリカが通告。

 

01      1        Garst社「スターリンク汚染は種子圃場近くのGMコーン畑から花粉で」発表。

3        ●アメリカで01年作付け予定のコーン種子にスターリンク混入。農務省が全種子検査命令。検査の結果281種苗会社の25%にスターリンク混入。

                            ●カナダで家畜飼料からスターリンク検出。

                            ●アメリカでスイートコーン、ポップコーンにスターリンク検出。

                            ●カナダの農家(シュマイザー)がRRナタネの自家採種の疑いでモンサントに告訴された裁判で敗訴。「花粉による受粉も特許侵害にあたる」

              4        EU科学委員会「未承認GMの種子混入は避けられない。混入率引き上げやむなし」

              5        ●アメリカ農務省コーン11万検体の10%にスターリンク混入検出。

              7        EPA(環境保護庁)がスターリンク認可拒否(三度目)。

                            ●「ナタネ、コーン、大豆の在来種子にGM混入」とフランス政府発表。コーンでは741%が汚染。

                            ●アメリカで民間団体発表「過去3万件の試験栽培も汚染源の可能性。大学や企業研究所の秘密裏の実験で未認可GMによる汚染の危険」。EUでは約2000件、日本では205件の試験栽培(017月まで)

     日本に輸入された飼料用コーン種子(GM)に未認可GM汚染検出。1品種に複数の汚染(Btと除

剤耐性など)もあり。

              9        ●「メキシコの野生コーンがGM汚染」カリフォルニア大研究者発表。

              10      ●日本に輸入された家畜飼料用コーン種子(アメリカ産)にスターリンク混入検出。

              11      ●ニュージーランドで輸入スイートコーン種子の全量検査始まる。

              12      ●イタリア種子でGM汚染。非汚染は市販種子でコーン14%、大豆6%のみ。

 

02      1        ●オーストリアが種子へのGM混入許容基準0.1%以下を法制化(事実上ゼロ規制)。

●ニュージーランドでGM汚染の輸入スイートコーン種子焼却(計6.7Kg)。

        ●カナダの有機農家がモンサントとアベンテイスを告訴。ナタネのGM汚染による損害賠償とGM小麦の差し止めを求める。

4        ●生物多様性条約国際会議でメキシコ政府が野生コーンのGM汚染を独自調査で確認、と発表。種子採種場所の95%に汚染。1876本の種子検体の平均8%が汚染。

6        ●オーストラリアでGMナタネの汚染の大規模実験結果発表(GM,非GMとも〜100ha規模3箇所)ナタネの花粉による汚染は3Kmまで汚染レベルは0.3%まで。

                            ●アメリカの国際開発局(USAID)のボリビアへの食糧援助コーンにスターリンク確認分析はアメリカのジェネチックID社。

●国連世界食糧計画(WFP)、アメリカ国際開発局(USAID)による食糧援助でグアテマラ、ニカラグアでもGMコーン(EU未承認の除草剤耐性、害虫耐性)発覚。

7        ●日本のバイオ作物懇話会(600人)が北海道などで全国6個所でRR大豆の試験栽培。1ヘクタール規模。開花前に土壌すき込み。

8        ●イギリス・スコットランドの試験圃場(アベンテイス社)の除草剤耐性ナタネに、入っていないはずの未認可の抗生物質耐性遺伝子が混入(2.8%)。別のGMナタネからの汚染。

●アメリカのオハイオ大学研究者らがBtヒマワリと野生ヒマワリの交雑で、Bt野生種が従来野生種より強力な雑草になることを発見(パイオニア・ハイブレッド社はBtヒマワリの開発断念。

●フランスのリエ大学研究チームが、GM砂糖大根と野生種の交配で、強力な雑草化が起こることを発見。

●ハワイで、2社のBtコーンの試験栽培で未認可GM遺伝子が周辺の他のコーンを汚染。EPAがマイコジーン社とパイオニア・ハイブレッド社に警告。

●日本の「有機大豆」表示の豆腐、納豆などの30%にGM混入が発覚。

9        EU諸国(ドイツ、フランス、チェコ、アイスランド、オーストリア、スロベニア、ポーランド)の大豆、トウモロコシ製品調査。250品目のうち3割の78品目でGM検出。

RRナタネ種子無断採取の事件でカナダ連邦高裁判決。花粉による汚染を主張したシュマイザー氏敗訴。

●スコットランドでGMナタネ試験栽培圃場から2マイル(3.2Km)で生産された蜂蜜がGM汚染。

              ●アメリカでスターリンクをめぐり2年間に30件の訴訟判明。請求額1200億円。

10月  EU300以上の環境、農民、消費者団体(会員2500万人)が「SOS我々の種子を守れ」と題する要請書をEU委員会に提出。種子汚染レベルの引き上げ(0.30.7%)に反対。

●ニュージーランドで未認可GMコーン栽培発覚。アメリカ産種子を知らずに栽培。

11     ●筑波大学が未認可Btコーン(E176)を学内で無許可栽培。学内調査委員会設置。

021117 河田昌東)

             

 

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