GMクリスマスツリーが光を放つ

 

ジェフリー・リーン

2001年12月23日

訳 山田勝巳

 

ツリーの電球飾りをいじくるのはもう沢山? もう、しなくても良くなるかも。 研究者は、GMでクリスマスツリーを発光させられるだろうと予言している。 また、ツリーが家庭や電気器具を駆動することも可能になるだろうという。

 

チューリッヒにあるスイス連邦工科大学の生命工学部長のバーナード・ウィトルト教授は、電気ウナギを模したツリーを育成できるのではと話す。 ハートフォードシャー大学の院生グループは、政府が後援した自家発光するクリスマスツリーを造り出すアイデアコンテストで決勝に残った。

 

細胞の専門家であるウィトルト教授は、バイテクで植物の光合成で電気を生み出すことが出来るだろうという。 そして、発生した小さな電荷を集めて電気ウナギと同じ工程で蓄積し大きな電力にする。 その結果、「種を蒔くだけで誰でも小さな分散型のシステムを地球上のどこへでも持ち込める」エネルギーになるだろうと話す。

 

ハートフォードシャーの学生は、ダグラス松をどうやったら赤や緑や青に光るように出来るか考案した。 しかし、学生達は、「神のみ技に手を染めるものだ。」と非難されていることを認めている。

 

 

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