GE プレスリリース: ホルモン値の上昇  

 

モンサント社のRR大豆について直ちに商品化の認可を取り消すよう各国政府に訴えます。我々(下記参照)は科学者として、人々の健康被害を防ぐために、どんな方法を使用してでも、モンサント社の遺伝子組換えラウンドアップレディ(RR)大豆を市場から排除するようすべての政府機関に要求します。欧州連合に対しては、当然のことながら、各国政府に第16条項(訓令90/220)について検討するよう要求します。以下に理由を述べます。  

1) グリフォセートの使用によって、植物エストロゲンのレベルが増加する可能性があるという、明確な科学的証拠がある。これは、Vicia faba(訳注:ソラマメ)について、ドイツの研究者によって示されたものである (サンダーマンおよび
ウェルマン、1988年、ドイツ政府発行:Biosafetyp285p292)。大豆は、これと同じ科 (マメ科植物) に属する。  

2) 植物エストロゲンは、人間を含む哺乳類に影響を与えることで知られている。  

3) モンサント社の遺伝子組み換え大豆および普通の大豆を乳牛に与える実験が行われた。その結果、テストしたグループごとに、毎日生産された乳脂肪に統計的に顕著な差が見られた。遺伝子組み換えRR大豆を与えた乳牛では、普通の大豆を与えた場合より、一日により多くの脂肪が生産された。テストした各グループは、一日に同じ量の大豆を摂取した (ハモンドおよびその他、1996年、Journal of Nutrition) これは、遺伝子組み換え大豆と非組み換え大豆に相当な差があることを示していると我々は結論付けるものである。  

4) モンサント社の商品化の認可申請では、グリフォセートを散布されたRR大豆のエストロゲン値のデータが示されな
かった。RR大豆の別の成分の濃度についてのデータもすべて、散布されていない大豆から調べられたものであった。散布された大豆についての情報が欠如しているにもかかわらず、RR大豆は認可された。

このようにして、散布された大豆は食物連鎖の中に取り込まれた。我々が危惧するのは、RR大豆を与えた乳牛から採られた乳脂肪が増加したというのは、それら大豆でのエストロゲン値が増加したための直接の影響ではないかということです。 

牛乳に対するアレルギー反応のために、豆乳に依存する子供の数が増えています。特に幼い子供たちは、エストロゲン値の上昇の影響を受けやすいと考えられます。このように、明確で重大な健康上の問題が身近に迫っているのです。さらに詳しい独立した科学的調査が早急に行われる必要があります。疑問の残る問題については厳格であるべきであり、これらの調査が完了するまでは、RR大豆をこれ以上、食物連鎖の中に入れることを許すべきではありません。 

 

Dr. Brian Goodwin(英国 )   Dr. Mae Wan Ho(英国)

Dr. Hartmut Meyer(ドイツ)    Dr. Peter Saunders(英国

Dr. Vandana Shiva(インド)    Dr. Ricarda Steinbrecher(英国)

Dr. Beatrix Tappeser(ドイツ)   Christine von Weizsacker(ドイツ)

 モントリオール、19971013  

バイオ技術安全性についての自由な臨時ワーキング・グループの第3回会議、欧州大会、生物学的多様性について 

 

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