FDA がオレゴン州の表示義務に反対
2002年8月10日
ミシェル・コール
抄訳 山田勝巳
US食品医薬品局は、米国内で初めてとなるオレゴン州のGM食品識別のための表示条例27の投票に反対している。 FDA次官のレスター・M・クローフォードは、「FDAの科学的評価ではバイテク食品は従来のものと変わりなく安全である。 義務表示でGM製品であると明らかにしても、食品の安全性や栄養面での具体的事実がないので健康増進になるわけではないし、消費者に誤解を招く。」と言う。
アメリカで消費される加工食品の70%近くはGM原料を使用している。 FDAが州の投票について介入するのは珍しいことではないとクローフォードは言う。 お節介な書簡を書く以上のことをするかに付いては決めていない。