コンアグラ社が大腸菌汚染肉をチリ缶やペットフードに再利用

 

02年8月7日

Organic Consumers Daily

ディビッド・ミゴヤ

デンバー・ポスト紙

訳 山田勝巳

 

コンアグラ社の回収した1,860万ポンドに少なくとも68,000ポンドの大腸菌汚染牛肉が混じっており、これが食卓ですぐ食べられるチリ缶詰、スパゲッティのミートソース、ビーフリボリ等の食品として出てくる可能性がある。 又はペットフードや肥料となる可能性がある。 その上、使っていても申告する必要がない。

 

農務省によると回収した肉を消費者が購入しても問題はなく、回収肉を調理するのは業界では慣例になっているという。 回収肉を農務省の指導要領に従って調理すれば安全であるとコンアグラの広報担当は話す。

 

一方消費者は、「大腸菌の入った肉を販売した会社が、調理するのを信用は出来ない。」と言い、コロラド保健所員は、回収肉は人の食品としてはいけないと言う。 大腸菌による染肉は以前にも問題になっており、共通の出所である屠殺場をまず衛生上の改善を施すべきで、回収したものを調理するなどはもってのほかであるという。

 

 

戻るTOPへ