神奈川県民生協(やまゆり)
遺伝子組み換え作物栽培中止の意見書、綾瀬市議会で採択
A.遺伝子組み換え作物の栽培中止を求める意見書
綾瀬市議会議長 内藤 寛氏より各関係機関に送付されたもの
B.陳情審査書(綾瀬市議会議長より)
綾瀬市議会議長 内藤 寛氏より「遺伝子組み換え食品いらない!」海老名市民の会に送付されたもの。
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■A.遺伝子組み換え作物の栽培中止を求める意見書
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バイオテクノロジーの発達に伴い、日本国内でも遺伝子組み換え作物の試験栽培が行われるようになった。国の安全性確認が終了した作物であれば、栽培することの手続き上の問題はなく、現在まで、日本人の主食のコメと、主要作物の大豆が試験栽培されている。最近、この試験栽培を一般農地で進める動きがあるが、一般ほ揚において組み換え作物が栽培されると、花粉飛散によって周辺作物へ組み換え遺伝子の伝播が起こる可能性、道伝子汚染を否定できない。
ひとたび遺伝子汚染が起きたなら、汚染遺伝子の回収は難しく、遺伝子汚染は年数を経るごとに広がっていく。大多数の消費者が遺伝子組み換え食品を敬遠する傾向にある中、消費者・生産者ともに大きなダメージを受け、日本農業の衰退、崩壊に拍車がかかり、なによりも貴重な日本の在来種子が失われる危機となる。
よって、政府においては、次の事項について特段の配慮をされるよう強く要望する。
1 遺伝子組み換え作物の野外載培は、即刻中止すること。
2 現在計画中の遺伝子組み換え作物の栽培は、凍結すること。
3 遺伝子組み換え作物の新規栽培計画は、行わないこと。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成15年9月24日
綾瀕市議会議長 内藤 寛 殿
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
厚生労働大臣
農林水産大臣 あて
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■B.陳情審査書(綾瀬市議会議長より海老名市民の会あて)
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平成15年9月24日
「遺伝子組み換え食品いらない!」海老名市民の会
代表 札野宗夫殿
綾瀬市議会議長 内藤 寛
陳情の審査結果について(通知)
平成15年8月20日付けで受付した次の陳情は、平成15年9月8日、経済建設常任委員会において趣旨了承とされたので通知します。
なお、平成15年9月24日、9月定例会本会議において別紙意見書を可決し、関係機関に送付したので併せて通知します。
1 遺伝子組み換え作物の栽培中止を求める意見書についての陳情書
以上、本文