アジアの大口小麦買い入れ国がアメリカのGM小麦に警告
ノーフォーク・ジェネティック情報ネットワーク (ngin),
http://www.ngin.org.uk
ロイター記事の要約
2002年10月10日
訳 山田勝巳
このレポートによってアメリカのGM生産農民は更にゾッとすることだろう。
アメリカ小麦協会の報告では、調査した中国、韓国、日本の小麦購入バイヤー全てがラウンドアップ・レディ小麦は買わないと述べている。
台湾では82%、東南アジアの78%のバイヤーが購入を拒否すると言っている。 政府がGM小麦を認めたとしてもアジアの回答者の反対は根強い。 日本(US小麦の最大購入先)は、回答した企業全てが「政府が認める、認めないに関わらず、契約にはGM小麦の意図しない混入も駄目」として最も強く反対している。
この8月に、イタリアの最大製粉会社グランディ・モリーニ・イタリーニは、GM小麦も、GM小麦を生産する国のいかなる小麦も買わないと発表している。