遺伝子組換え食品を考える中部の会では、2023/10/22 名古屋市中区、久屋大通公園シバフヒロバで開催された、グリーン・ライフ・フード・フェスタに出展しました。
現在問題になっている、ゲノム編集食品の食品への表示、安全性などについて、中部の会のブースを訪れる方に、説明や疑問にお答えをしました。
また、中部の会では、2004年以来、三重県の国道23号に自生する、遺伝子組換えナタネの調査・駆除活動をしていますが、この活動を、一人でも多くの方に知っていただくための説明、展示を行いました。

また、「遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン」からも参加・協力をいただき、関連のブックレットの販売や、みなさまの疑問や質問にも、対応をしていただきました。

来訪者からは、とくに、ゲノム編集食品についての質問が多く、その安全審査や食品への表示が義務付けられていな点などの問題を広く周知するよい機会となりました。
中部の会では、今後も、このようなフェスタへの参加、講演・映画会、調査、遺伝子組換えナタネ抜取隊などを通して、食と環境の安全について活動を続けていきます。



今回、グリーン・ライフ・フード・フェスタ展示ブースで、10/1の自生調査で採取した雑種と思われるナタネ(検体No.231001-05Z)を再検査しました。
この検体は、形体はブロッコリーなどの農作物に似ていて、葉の味についてもセイヨウナタネのようなエグ味はありません。
今回のフェスタの展示ブースでの2回の簡易検査で、いずれも不鮮明ながらLL陽性の結果を得ました。
この結果については、厳正を期するため、農民連食品分析センターにPCR検査を依頼しました。

※ブロッコリーに似た雑種と思われるナタネは、2020年2009年の調査などでも確認されています。
10/1のナタネ調査で採取した、雑種と思われる No.231001-05Z。調査当日には、RR/LL ともに、簡易検査でGМ陰性と判定。 試験紙の感度に、若干劣化による不鮮明さはあったものの、LL(バスタ耐性)GМナタネと判明しました。
現在、PCR検査実施中。