三重県四日市市国道23号線『西末広町』から
津市河芸町『東千里』
第6回『抜取隊』の下見 09/10/31
11/07

遺伝子組み換え食品を考える中部の会では11/15に予定される第6回GMナタネ抜取隊に先駆けた下見調査を10/31、11/7の両日、三重県四日市港より津市千里町までの国道23号線でおこないました。

今年6月におこなわれた第5回の抜取隊では、隆盛を見せるセイヨウナタネを一気に押さえ込むべく84名の一般参加を動員。その結果、今回の下見ではかなりの改善を見ることができました。
しかしながら中部の会としては愛知県豊川市に続き、津市国道23号線『東千里』の北の空地で新たな交雑種と見られるナタネを確認するに至りました(この近辺では08年の環境省の調査で、在来ナタネとの交雑と見られるGMナタネが、さらに南の松阪市国道23号線雲出川大橋付近で確認されています)。

No.1:葉の形状からブロッコリーのような作物に似ている
No.9:通常では考えられないが、地面から葉1枚だけで茎を伸ばし、直接サヤを付けている


今回採取したものの中から、No.1.2.3.5.6を確定のため、農民連食品分析センターに検査を依頼しました。その結果、すべての検体がRR陽性と確認されました。

通常のセイヨウナタネとは形状の異なるNo.1〜3について。この空地はかつては畑として作物が栽培されていたものと思われますが、その後収穫されることなくそのまま放置され開花し、種子がこぼれまた自生を繰り返していたのかもしれません。その過程でセイヨウナタネとの交雑が起こる可能性もあります。

セイヨウナタネは成長期には条件によりさまざまな形態を表します。そのため以上のような例について、断定はできない点を補足しておきます。

またNo.5.6について、試験紙による簡易検査では陰性を示しても、PCR法による遺伝子検査では陽性という結果がでるという矛盾が生じてしまっています(河田昌東氏:『GM遺伝子の不安定性と種の壁』の項を参照)。私たちが調査するうち、年々新たな問題が生じて来ており、確実に今までとは違った局面に進みつつあるのかもしれないという懸念も拭い去れません。