D16/4/14 撮影。D3sに雑種の特徴が現れた。1本だったはずの幹が枝を増やしている |
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E開花後はD3sでは不稔の鞘ばかりが目立ち、種子の実った鞘も貧弱。E1sは典型的なセイヨウナタネの形状で多くの種子を実らせている
16/04/30 |
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4/14(画像D)になると、E1sには種鞘ができ、ほとんどすべてに十分な結実が見られます。さらに1本の茎が多くに枝分かれしたのが確認できます(画像Cと比較)。
画像E参照すると、D3sでは種鞘はできていますが、ほとんど結実には至っていません。画像ではわかりにくいですが、最終的に結実したのは3個の鞘のみで、しかも結実は不十分でした(画像E:黄色の囲い部分を参照)。
今回、すべての種子を回収し、さらに播種し、生育状況の観察を続けます。
それにしても、D3sのDからEへの変化の大きさには驚かされます。
なお、D3sの個体の花についても、その花芯を顕微鏡で観察したところ、昨年10月の抜取隊での観察と同様、花粉がまったく見当たりませんでした。 |