その1
区間:鈴鹿市『白子駅入口』→『雲出大橋』
2011/4/17

遺伝子組み換え食品を考える中部の会では2011/4/17、第9回目となる『遺伝子組み換えナタネ抜取隊』を鈴鹿市白子町から鈴鹿市雲出大橋の南詰めまでの区間で行ないました。

昨年6月に行なった中部の会の調査でアブラナ科雑草との交雑を思わせるGM陽性の個体が複数確認されたため、11月に行なった『第8回抜取隊』でも、交雑種に重点を置いての調査を行ないました。しかしながらすでに時期はずれということもあり、同様の交雑個体を確認するにいたりませんでした。

そのため第9回抜取隊は、あえてその実施時期を4月というアブラナ科には絶好の時期を見計らって行なうこととしました。

3/11に起きた東北震災で各団体、その対応に追われる中、抜取隊への参加者も多く望むことができませんでした。にもかかわらず40名の参加をいただき、今回も事故無く終えることができました。この場を借りてみなさまのご協力に深く感謝いたします。ありがとうございました。

また、ご多忙の中、中部の会の活動にご協力いただいた関連企業様にもお礼を申し上げます。

今年度の中部の会活動には、財団法人大竹財団よりの助成を得ています。

今までの『抜取隊』では、名古屋から三重県白子までの交通費を参加者に負担していただいていました。しかし今回は中部の会でマイクロバスを用意し、参加者の金山橋(名古屋)〜白子間の送迎、そして抜取隊の現場での送迎(一部の班はワゴン車利用)を行ないました。

これにより、参加者に交通費の負担をかけずに済みました。

簡易検査、データの集約は白子公民館をお借りしました

3/27の下見調査から今回の作業範囲(約20km)を計画したものの、参加人数の問題もあり、当初予定した区間の一部で抜取り作業のできなかった区間が生じてしまいました。

この区間でも多くのセイヨウナタネを確認したことから、関連企業様のその後の抜取り作業にゆだねることとしました。