GMナタネ自生調査全国報告集会
     in 名古屋 第2日目
第3回 GMナタネ抜取隊
08/07/13


移動はチャーターバスで
集会2日目ははじめての試みとして、実際にGMナタネが自生している、三重県四日市港から津市方面に向かう国道23号沿線の調査・抜取りをしてみようという『GMナタネ抜取隊』が、参加者51名で行われました。

今回は全行程40kmのうち、鈴鹿市『南玉垣町』交差点から津市『千里駅前』までの8km弱を5グループに分けての抜取隊となりました。

中部の会河田昌東氏の説明を聴く参加者
梅雨明けの猛暑の中、「ナタネは春に咲くもの」という固定観念の参加者たちも現実を目の当たりにし、驚きとともにその深刻さを実感することとなりました。

セイヨウナタネ(キャノーラ)は本来春捲き種。日本の夏は暑いとはいえ、生育可能。温暖な日本の冬も大丈夫で年中時無しで花まで咲かせてしまう。。
7/13に確認されたナタネはすでに枯れて種を放出しようとしているもの、開花中、発芽して間のないものなど様々。これは過去に輸送トラックからのこぼれ落ちが年間通して起こっていたことを意味しています。

抜取隊による駆除活動は効果があるにはちがいません。しかし、中央分離帯のナタネは駆除されぬまま世代交代を繰り返してしまいます。。

これはカラシナ
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中央分離帯のセイヨウナタネ
炎天での抜取隊の後、参加者は昼食のため、バスでレストランへ。

昼食後、一同で抜取り採取したナタネをGM検査キットを使って検査をしました。多くの参加者がGMナタネとの遭遇ははじめてとあって、試験紙に2本の線が現れるたび、驚きの声があがりました。

検査の結果はこちら