四日市港第2、3埠頭から
嬉野町までのセイヨウナタネ自生調査

調査日:05/03/17

右の地図からわかるように、国道23号線一帯に多数のセイヨウナタネのこぼれ落ちによる自生が確認されました。番号が振られていない赤色の矢尻マークは、開花を確認したもの。

途中、確認できた個体の少ないところでは、市街地であったり、ナタネの自生する余地がなかったりが原因で、自生が少ないものと思われます。

道路脇に土の多いところでは、自生ナタネも多くなります。

田んぼの畦(K)、民家の庭先(M)などをはじめ、松坂市のコンビニ駐車場、スーパー駐車場(小舟江北)などでは、かなり大きなGMナタネの株が花を咲かせていました。それが除草剤をまかれても唯一生き残ることのできる『除草剤耐性』であるがために、またきれいな花を咲かせるナタネであるがために駆除されずに生き残ってしまうのでしょう。
河田昌東さん(遺伝子組み換え情報室)のコメントはこちら


下の表でNo.がYK-Nとあるは、『四日市ナタネ』の略称です。その末尾の番号と左の地図の番号が符合します。

また表中『試験紙サンプル』とあるは、GM検査用試験紙に現れたチェックマークです。
向かって左のラインが基準線(検査が正等であることを示す)。もう一本右のラインがGMに対する陽性反応。

RR:
除草剤ラウンドアップ耐性GMナタネ(ラウンドアップレディー)
LL:
除草剤バスタ耐性GMナタネ(リバティーリンク)