関連会社への質問と要望書(敬称略)

2006年3月24日、遺伝子組み換え食品を考える中部の会では、四日市港から三重県松坂市に至る道路沿いにこぼれ落ちによるGMナタネの多数の自生が見られることから、現状を改善すべく、関連する製油会社と荷役会社に対し、質問と要望書を4/7付で郵送させていただきました。


・・・御中

質問と要望
遺伝子組み換え食品を考える中部の会

先日、3月24日は私どもとの会見のため、貴重な時間を割いていただきお礼を申し上げます。また、私どもの活動に対してもご理解をいただきありがとうございます。

さて、御社との会見から、以下のように質問ならびに要望をさせていただきます。

質問
1.御社では昨年来、自生ナタネの自生調査をされ、御社研究開発部でGMチェックをしておられるとのことですが、その調査の結果についてお伺いします。
2.御社へのナタネ輸送で、国道23号以外での経路があれば(過去においてでもけっこうです)お知らせください。
3.ナタネ粕をトラック輸送しておられるとのことですが、その納品先と所在地をお答えください。
4.その場合、発芽可能なナタネが混入する可能性がありますか。
5.御社でのナタネの荷降し後のトラック荷台の清掃方法と、その残渣の処理方法をお答えください。
6.ナタネ粕の輸送は何トン車で一日約何便ですか。またその経路をお伺いします。
7.ナタネ粕の納品先での荷降し後の清掃状況と残渣の処理方法をお答えください。
8.御社でのカナダ産とオーストラリア産のナタネの使用量はそれぞれどれくらいですか。またその比率についてもお答えください。
9.御社では今後、非GM原料の比率をさらに上げてゆく方向性がおありですか。お答えください。
10.
輸入大豆などには混入物として大豆以外の種子が混ざっている場合があると推測します。その中にナタネも含まれることがありますか。あるとすればその処理方法をお答えください。

要望事項
ナタネ輸送用トラックの荷台上部開口部について。密閉型容器での輸送では、こぼれ落ちの可能性は確実に減少するものと確信します。ナタネ積込みに支障のない部分を密閉することで、その効果が上がると考えます。御社での見解をお伺いします。

なお、以上の項目に対しての御社からの回答につきましてはHPなどにて公表させていただきます。したがって何らかの守秘義務が生ずる場合には、お答えいただかなくてもけっこうです。また回答いただいた場合でも、御社の要望があれば公表はいたしませんので、その旨を明記願います。

今後、当方でのHPなどでの一方的な公表は極力避ける所存です。どうかよろしくご協力をお願いします。