世界に拡がる反GM感情
ディル・マクドナルド
ルースターニュース・ネットワーク
10月26日
抄訳 山田勝巳
農務省の海外農業サービスにある100カ国からのレポートでは、GMOは、安全への懸念から、消費者のデモ、調査対象、政府の表示義務から禁止など多くの国で反感を持たれている。
例えば、日本は我が国作物の最大の顧客だが、ポテトチップでGMが検出されると、その商品は回収され、他のメーカーも回収を検討している。
日本の食品局は、消費者の安全懸念を理由に、承認されているGM小麦の買い入れをしないことに決定した。 表示が義務づけられた当初は、食用油は、GMが加工段階で破壊されると言うことで対象外だったが、先月これを改正して高オレイン酸大豆オイルも表示が義務づけられた。
アメリカ大豆からカナダ、ブラジルにシフトしており、日本への輸出は1999年の79%から2000年の64%に落ちておりこの傾向は続くだろう。