コーンにおける除草剤使用の決定要因
チャールズ・ベンブルック、
北西部科学環境政策センター、サンドポイント、アイダホ
7月23日、2001
訳 山田勝己
中西部に住むアメリカ人約6000万人の飲み水に除草剤が2−3種類定期的に検出されている。 特に春の散布時期に続く数週間の濃度が高い。 大豆・コーンの除草剤の使用量とその健康被害を減らすことは、ここ20年間ずっとEPAの優先課題だったが、除草剤の検出は一般的なことになってきており、その検出量も減る傾向はない。 上水道や郊外の井戸水、水源地においてむしろ問題は悪化しており、費用も大きくなってきている。
1エーカー当たり、コーンでは約2.5ポンド、大豆では1ポンドの除草剤が散布されているのだが、一般の議論は大豆の除草剤、それもラウンドアップ・レディ大豆の影響に集中している。 コーンの雑草対策と技術の進歩が飲料水の除草剤汚染を減らす為の重要な鍵を握っている事は明らかだ。 このレポートは、それぞれ除草剤の使用量と健康被害の減少を唱って登場した、近年の新たな3つの雑草対策技術の影響を分析するものだ。 このうち2つは使用量を減らすことが出来なかった。 一つは減ってはいるものの管理上の危機に陥っている。
Complete Report完全版
(with Tables 1-5) (452KB)
Table 1:
除草剤使用量1991 - 2000 USDA 農薬使用データ
(54KB)
Table 2:コーン除草剤の使用量
1971, 1982 及び1991 - 2000 、USDA Pesticide Use Data (49KB)
Table 3:
ラウンドアップ・レディコーンの除草剤使用の影響予測 1999 and 2000 (45KB)
Table 4:アセトクロール条件登録合意書の除草剤使用量低減目標
1992 to 2000、 USDA Pesticide Use Data (52KB)
Table 5:
コーン除草剤使用における S-Metolachlor の登録による影響 1997 から 2000 、USDA Pesticide Use Data (44KB)