中国がGMの安全性に懸念

 

 中国経済情報センター 

2001年4月11日 

要約   山田勝巳

 

 

遺伝子工学は科学者にとっておもしろい話題なのかもしれないが、一般人にとっては中国でも安全性に懸念がある。

中国では、GMの輸入はされておらず、唯一、中国の生物学者が開発した害虫抵抗性の綿のみが栽培されている。しかし、今後多くのGM作物の認可が予測されるため、他の国に起こっているのと同じ問題に直面する。

生物衛生、生物倫理について早急に一般大衆に分かりやすく説明し安全なのかどうかという疑問に答えなくてはならないと、養豚会社代表のワン・ユピンは話す。

これまで中国のメディアは欧米でのGM作物や製品への「大衆の怒り」の報道に偏ってきたため、安全なのかという報道はしてこなかった。

 

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