反GMイネ生産者ねっとNo.412
山田勝巳さんより、『勇気ある行動26』について
皆様へ
茨城の谷和原村でGM大豆が20aの畑で栽培されていたことはご存知と思いますが、これが26日反対する有志によってトラクターで鋤き込まれました。花が咲き花粉飛散を防止する為にビニール被覆などを栽培者と合意したものの風が強くて果せず、鋤き込み交渉をしていた段階でのことです。
これについて、バイオ作物懇話会代表長友氏より口頭で地元警察に@器物破損罪A業務妨害で訴えており現在事情聴取が行なわれています。
農水は今後の対応を協議しているとの事ですが、国策としてGM推進を行なっている立場から栽培を容易にする方向での法整備を検討することは目に見えています。場合によっては、異常な刑事罰を制定して反対者の動きを封ずる可能性もあります。企業や経済利益のみを偏重し、国民の健康に重大な懸念のあるGM作物をごり押しする事を止めさせたいものです。あくまで国民との合意の元で国の運営を行なうのが大原則ですから。
現在執行者が誰かは分かっていません。今後の対応について協力をお願いしたいのは、出来るだけ多くの団体・個人が今回のトラクターによる実力行使に対し、それぞれの立場から支持表明を公にしていただきたいのです。そうする事で、農水の規制にもモンサントの動きにも牽制する力が働くと思いますし、今後のGM推進の方向も変えられると思います。
GM大豆を鋤き込んだのは、
国産大豆を守る為、日本農業を守る為、国民の健康を守る為、茨城産大豆を守る為
等の理由で
評価できる、理解できる、よくやった、支持する
等の意思表明を「遺伝子組み換え作物いらない!茨城ネットワーク」まで
連絡先
常総生活協同組合
専務理事 大石光伸
oishi@coop-joso.com