2020年12月11日、厚生労働省はゲノム編集で遺伝子を改変したGABA トマトの流通を認める「届け出」を受理しました。アメリカで流通が認可された高オレイン酸大豆(油)に次ぐ、世界で2番目のゲノム編集食品の商品化を認めるものです。
このゲノム編集GABAトマトの安全性には大きな問題があり、本来なら食品安全委員会における安全審査が必要であるにもかかわらず、届け出だけで商品化を認めることは消費者の健康を守るべき厚生労働省がその義務を放棄し、開発企業の利益を優先したと考えざるを得ません。
今回の届け出認可は早急に解除し流通を止めるべきであると考え、遺伝子組換え食品を考える中部の会では、厚生労働省に対し「ゲノム編集GABAトマトの市場流通に反対する共同声明」を、届け出を行なったサナテックシード社に対し、種苗の販売などを中止するよう「要請文」を提出することを決定しました。
『共同声明』については、ひとつでも多くの団体の賛同をお願いします。
『要請文』については、個人による提出も可能です。
一件でも多くのみなさまからの意思表示をお願いします。
文書の提出のほか、電話による抗議も有効です。
みなさまのご協力をお願いします。 |