2010/04/11にも調査を行っていますが、名古屋市港区『竜宮町』から四日市に至る国道23号線の『十一屋』から長島町までのナタネ自生調査を行いました。

左の地図で赤線が、今回の調査区域。青線はすでに汚染が確認されている区域。

梅雨の最中で、雑草も繁茂しているため、走行する車窓から自生するナタネを視認するのは困難ですが、22本を確認しました。

ほとんどが中央分離帯に自生しており、危険を伴うため、検査用サンプルの採取は最小限に止めました。

この区域で自生するセイヨウナタネは、四日市港より南の国道23号線と比べると数は少ない傾向で、移送の頻度も高くはないものと推測されます。

また、セイヨウナタネが、国道23号線を東西どちらの方向に運搬されているかについては確認はできていません。

港区『竜宮町』〜『十一屋』間は高架道のため土がなく、ナタネの自生はありませんでした。

この区間のセイヨウナタネによる汚染は東海市の北浜埠頭、または四日市港を起点にしているものと思われます。

今後も追跡調査が必要であると判断します。