上図中、 |
※はラウンドアップ耐性(RR+)
*はバスタ耐性(LL+) |
|
遺伝子組み換え食品を考える中部の会としての名古屋港潮見埠頭周辺の調査抜取りは、昨年2/23以来1年以上ぶりということになります。
現在、名古屋市が高架道路を建設中のため、その下を平行して通る船見町から竜宮町交差点までの県道55号線では全面的な改修工事が施されています。そのため表土の入れ替えが行われており、陸路移送によるこぼれ落ちが新たに起こっていない限り、セイヨウナタネの自生はありえない状況です。
昨年の状況ではセイヨウナタネの自生は縮小傾向であったものの、今回の調査では非常に多くの自生を確認する結果となってしまいました。左の図からもわかるとおり、潮見埠頭ブルーボネットより県道225号〜船見町交差点〜県道55号〜竜宮町の間では、ほとんど途切れることなく多数の自生を確認しました。
これは今冬の温暖多雨の影響もありますが、新たなこぼれ落ちが実証されてしまったことになり、まったく残念な状況といわざるを得ません。 |