@ | 国は従来の作物と姿、形、栄養成分が同じ(実質同等)なら安全と判断しているが、組み換えナタネで、「酸の含有量が増える」など品質低下の報告がある。 |
A | 組み換え作物をネズミなどに与える動物実験では、急性毒性実験しかしていない。長期の影響を調べる慢性毒性実験は費用と時間がかかるので省略している。 |
B | 未知の毒性ができる恐れがある。組み換え遺伝子を打ち込む時にどこへ入るか不明。技術は未完成である。 |
C | 新たなアレルギー物質ができる恐れ。すでに殺虫性トウモロコシ(スターリンク)にできている。 |
D | 遺伝子を組み換える時に目印として使われる抗生物質耐性遺伝子が、食べた組み換え食品から腸内微生物に移行して、病気治療のとき、抗生物質を使っても効かなくなる恐れがある。 |
E | 特定の除草剤に散布するため耐性雑草ができ、米国では、除草剤の使用量が増加。環境汚染が増大。 |
F | 殺虫性作物が目的の害虫以外の益虫を殺す。生態系にも悪影響を及ぼす。 |
G | 組み換え技術を開発したモンサント社は、遺伝子組み換え作物は収量が増加し、世界の食糧問題の解決に寄与するとPRしていたが、実際の調査では、収量は7%から11%低下しており、食糧問題の解決にはならない。 |
H | 米国で遺伝子組み換え作物の作付けが増えているのは、米国政府が生産者に補助金を出したり、モンサント社が農家の減収に対し補償金を出しているからである。 |
I | 花粉の交雑によって、組み換え作物の遺伝子が在来種や有機栽培の作物と交雑し、汚染する。 |