赤線が今回調査をした国道23号線
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嬉野町には関連の製油会社があり、四日市港からは多くのトラック便でナタネの移送が繰り返されています。ナタネは密閉型タンクで移送されるため、途中でこぼれ落ちることはないというのがメーカーの見解でした。
今回の調査で四日市港から約50Km離れた嬉野町までの国道23号沿線一帯で開花中のナタネが多数確認されました。さらに起点の四日市港から終点の製油会社までの間、市街地を除きほとんど途切れることなくナタネの自生があること。さらにその9割がラウンドアップ耐性GM(RR)ナタネである点は見逃せません。
さらに特筆すべきは、終点近くなってもRRナタネの自生がいっこうに減らない点です。
さらに23号線沿道でのナタネのGMの確立が9割に上ることも見逃せません。おそらく除草作業に除草剤ラウンドアップが使われており、RRナタネだけが枯れずに残る結果となっているものと考えられます。これは明らかにRRナタネに対し、他の雑草に対する優位性を与える結果になっているわけです。 |