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神奈川県綾瀬市では、「遺伝子組み換え食品いらない!」海老名市民の会の陳情を受け、以下のような意見書を採択。国会、政府関係機関に対し提出しました。
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遺伝子組み換え作物の栽培中止を求める意見書
パイオテクノロジーの発達に伴い、日本国内でも遺伝子組み換え作物の試験栽培が行われるようになった。国の安全性確認が終了した作物であれば、栽培することの手続き上の問題はなく、現在まで、日本人の主食のコメと、主要作物の大豆が試験栽培されている。最近、この試験栽培を一般農地で進める動きがあるが、一般ほ揚において組み換え作物が栽培されると、花粉飛散によって周辺作物へ組み換え遺伝子の伝播が起こる可能性、道伝子汚染を否定できない。
ひとたび遺伝子汚染が起きたなら、汚染遺伝子の回収は難しく、遺伝子汚染は年数を経るごとに広がっていく。大多数の消費者が遺伝子組み換え食品を敬遠する傾向にある中、消費者・生産者ともに大きなダメージを受け、日本農業の衰退、崩壊に拍車がかかり、なによりも貴重な日本の在来種子が失われる危機となる。
よって、政府においては、次の事項について特段の配慮をされるよう強く要望する。
1 | 遺伝子組み換え作物の野外載培は、即刻中止すること。 |
2 | 現在計画中の遺伝子組み換え作物の栽培は、凍結すること。 |
3 | 遺伝子組み換え作物の新規栽培計画は、行わないこと。 |
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成15年9月24日
綾瀕市議会議長 内藤 寛
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
厚生労働大臣
農林水産大臣 | あて |
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