PEPCイネの収穫
03/10/16

10/16、北海道農業研究センターの一般ほ場で栽培されていた、酸性土壌耐性イネ(PEPC)の収穫が行われました。

収穫後の調査・取り扱いについては北海道農業研究センターより次のように発表されています。

(1)組み換えイネの調査
一般形態(草丈、穂長、穂数)、収量特性(1穂当たり籾数、1000粒重、不稔程度)

(2)交雑の検証

はくちょうもちを脱穀、籾すりした後、玄米の透明度を調べる。なお、半透明になっていて「うるち」品種の花粉によって稔ったと思われる玄米は、農業生物資源研究所で遺伝子レベルで確認する。

(3)収穫後のイネの処理

組み替えイネは調査後焼却(「キタアケ」も同様)。周辺のイネはロールに巻いて、2年ほど保管し、発芽能力がなくなったことを確認した後、堆肥にする(はくちょうもちを含む)。

(4)調査作業の見学

一般形態、玄米の透明度の調査は、日時を決めて公開する。公開日時はホームページ等で前もって連絡する。