Romer社 RUR-HS 試験紙
(他の試験紙と区別するため赤印がつけてあります) |
2019年12月、四日市港のトラック積込み用ピットに新設されたトラック洗浄用エアーシャワーの効果のためか、昨年7月時点までのセイヨウナタネ自生状況は減少傾向を示していたものの、今回の調査では増加の傾向が見られました。年間延べ約2000回に及ぶ輸送を、すべて完璧に洗浄された状態のトラックで行うことの難しさを痛感せざるをえません。
今回、抜取られたセイヨウナタネのほとんどが、芽生えてあまり時間が経過しておらず、部分的に連なって自生していることから、輸送時でのこぼれ落ちによるものと思われます。
■「RUR(roundup ready)HS」試験紙の試用
なお、今回のGM検査にあたり、RR+の検出用試験紙に、さらに好感度の Romer社「RUR HS」を試用しました。これは、従来の「RUR」試験紙の感度不足を補う目的に使えば、偽陽性や隠れGMなどの判定に役立つのではないかと「遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン」から支給を受け試用しました。 |
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