2020/3/15


遺伝子組換え食品を考える中部の会では、新型ウィルス感染拡大に伴い、毎年春に予定しているGMナタネ抜取隊の延期を決定しました(開催時期はまだ未定)。

自主調査についても、組織的な動きを自粛せざるを得ないため、やむを得ず感染対策として、中部の会原野ほか最少メンバーによる車中からの目視調査をおこないました。

当日は、関連会社周辺から中勢バイパスを北上し、鈴鹿市野町の終点まで(3/15現在)。終点をUターンし、中勢バイパス「稲生西ランプ」サーキット道路を経由して国道23号『寺家5』を右折南下し、津市内までというルートでした(『』は交差点名をあらわす)。
地図1(中勢バイパス):
地図1
国道23号『小舟江町北』を西へ
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中勢バイパス「嬉野新屋庄ランプ」より北上
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中勢バイパス終点(鈴鹿市野町)まで(3/15現在)
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地図2へ
国道23号『小舟江町北』交差点
国道23号『小舟江町北』交差点近くのスーパー付近にナタネ自生
『小舟江町北』から西進
紀勢本線踏切付近(松阪市西肥留町)

中勢バイパス/雲出川の南

中勢バイパス/津市『久居野村』交差点の南

中勢バイパス/津市『久居相川』交差点の南付近
中勢バイパス/津市『大里小野田町』交差点の北付近

地図2:サーキット道路、国道23号『寺家五』〜津市内
地図2
中勢バイパス「稲生西ランプ」より「サーキット道路」を東へ
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国道23号『寺家5』右折(南下)
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津市内経由で松阪方面へ



目視による調査の結果
「サーキット道路」には自生見当たらず
国道23号『寺家5』から『寺家6」辺りの中央分離帯に小さめのナタネ自生(以下、すべて国道23号沿線)
『東千里」付近の中央分離帯に数本の自生あり
『千種駅前』付近の中央分離帯に自生あり
『上野』付近の歩道に自生あり
『中別保』付近の歩道に自生あり
『河芸交番前』付近の中央分離帯に大株自生あり
『白塚漁港入口』付近の歩道に自生あり
津市内から松阪方面、パラパラと自生あり


新型コロナウィルス感染拡大にともない、中部の会においても、毎春行なっているGMナタネ抜取隊の延期を余儀なくされています。

セイヨウナタネの自生については、春はまさに開花、結実、拡散と、一年でももっとも個体数を増やす絶好の時期です。この時期に抜取り駆除活動をしないと、さらなる汚染拡大につながる可能性があります。

新型ウィルスの終息を待ち、早期の抜取隊再開を望むところです。