■第22回 GMナタネ抜取隊の下見調査として 中部の会では、毎回のGMナタネ抜取隊を前に下見調査を行っています。昨年秋の抜取隊は行ないませんでしたが、やはり下見調査の結果からその中止を決めています。
今回の下見調査では、四日市港周辺から津市『藤方』交差点までの間を、走行車中からの目視でセイヨウナタネの自生状況を確認しました。
その結果、自生状況は昨年並みか、それを若干上回る程度と判断します。昨年春の抜取隊では909本のナタネを抜取りしています。
今回の調査では抜き打ちとして、鈴鹿市『北玉垣町北』『岸岡町』『寺家7』の各交差点付近の自生状況とサンプリングを行ないました。
検体数15の内、ナタネ11、カラシナ1、イヌカキネガラシ3について簡易検査を行いました。 | |
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左の表に示したとおり、ナタネと思われる11個体のうち、03〜08の6検体については、形状からセイヨウナタネとは異なる点が見受けられるため『大根様の葉、根』という表記をしています。
試験紙による簡易検査の結果、今回も陽性率は75%と高確率を示しました。
他のカラシナ、イヌカキネガラシについては、いずれもGM陰性でした。 |
01〜11 の検査結果 |
01:『北玉垣町北』付近 RR+ |
01:同左 RR+ |
02:GM- | 03〜08:02のすぐ北に6株 |
04:(左)RR+と05(右)LL+ |
同左の近撮 |
05:葉と根が大根に近い LL+ |
04:『北玉垣町北』付近 RR+ |
05:『北玉垣町北』付近 LL+ |
07:『北玉垣町北』付近 LL+ |
09:『岸岡町』付近の側溝 LL+ |
09:根元部分 |
11:『岸岡町』付近 カラシナ群生 |
12A『寺家7』セイヨウナタネLL+
向こうに 13大(中央分離帯) |
13大:12Aに隣接
イヌカキネガラシ |
左から 12A/13大/14中/15小 |
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