悪名高く腐敗したモンサント社は、世界で最も大量に使用されている除草剤ラウンドアップで、グリホサートと組み合わされた秘密の添加物が非常に有毒である事を隠蔽していたことが暴露された。 世界保健機関のがん研究機構(IARC)は2015年3月に化学物質グリホサートが「ヒトに対する発がん性の疑い」と宣言したレポートを発表した(グループ2A)。この機関に対し、モンサントからはグリホサートに営業秘密の特殊な添加物を加えた場合の影響に関する情報は与えられていなかった。 モンサントはラウンドアップ除草剤の中の真の発がん物質を隠そうと必死だ。
グリホサートはモンサントの除草剤ラウンドアップの最大の構成成分で、モンサントのGMO作物の栽培では
使用が義務付けられている。 しかし、モンサントが開示を拒否しているのは、表面上はグリホサート除草剤の効果を高める「ターボ」と呼ばれる界面活性剤またはアジュバントと呼ばれる添加物に関する情報である。
2016年後半以来、カリフォルニア州北部地区連邦地方裁判所はモンサントに対する訴訟を審理しており、この審理の中で、原告側はモンサントがテスト結果を偽造し、ラウンドアップとして販売されている実際の商品への添加物のテスト結果の開示を拒否したと主張している。 特にベストセラーのラウンドアップが非発がん性である事を示すために、グリホサートと組み合わせた場合、グリホサートよりもはるかに致命的な化学物質が混ざっている、実際に商品として売られているラウンドアップによる試験を拒否していると原告は主張している。 | |