今夏の猛暑の影響もあってか、成長して、開花にいたるナタネは多くありませんでした。開花結実時期での抜取隊では、抜取りの際に種子をまき散らしてしまう危険性もあるため、若干早期での抜取隊としています。
今回の抜取隊では、453本のセイヨウナタネと2本の雑種?ナタネが抜取られました。
●隠れGMナタネ
環境省との協力で行っている、隠れGMナタネについては、今回の抜取隊の簡易検査で得られた15検体の両陰性のセイヨウナタネを、サンプルとして農民連食品分析センターに検査を依頼しました。
その結果、今回のサンプルからは隠れGM個体は確認されませんでした
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先回、
6/7にサンプリングした14検体についても、PCR検査でもすべて両陰性という結果で、隠れGM個体はありませんでした。
●今回の抜取隊の結果
抜取り駆除された453本から、128検体を選抜し簡易検査を行ったところ、ラウンドアップ耐性(RR)29本、バスタ耐性(LL)が56本。うち、1本が両陽性でした。