15/05/31
その2
2012年5月の第11回抜取隊の総数1747本を、はるかに上回る抜取り数
今回の抜取隊では、過去最多となる3276本ものセイヨウナタネが抜取られました(GM陽性率は65.7%)。雑種と思われるもの129本を抜取り(GM陽性率62.1%)。これほど多くの自生が確認されたことの要因については、単に気候の影響によるものなのか、今後、考察する必要があります。

また、今回の抜取隊区域では、抜取作業を関連企業さんと分担したため、抜取隊で行った歩道での抜取数が非常に多い点が目立ちます。今回の試みが、自生ナタネの減少につながることを望みます。

暫定ながら集計が進む

即日の集計(あくまでも暫定)
巨大な雑種?の残骸
実際の地番は寺家6丁目24
左の写真は、今回の抜取隊の下見調査を行った5/17、『寺家8』交差点北の更地の様子です。非常に多くのセイヨウナタネが芽吹いており、花を咲かせるものも多数といった状況でした。

小さな群落ですが、これに似た状況はA班の『北玉垣町』から『南玉垣町』の水田の畦畔などでも見受けられました(写真右)。
今回の抜取隊では、すでに種鞘から種子をはじき出してしまっているナタネが多く見受けられました。来年春は、ナタネが種子を作る前に抜取隊を実施することで、拡散を防いでゆきたいと考えます。