●環境省からの協力を得ました
試験紙による簡易検査ではGM陰性と判定されても、PCRによる遺伝子検査ではGM陽性となってしまう『隠れGM個体』が確認されています。中部の会では、今回の抜取隊で得られた両陰性と思われる検体を選抜し、環境省国立環境研究所に送ることとしました。中部の会で選抜した検体は全29。うち雑種と見られるもの9検体(両陽性の雑種1検体を含む)。
プロセスとしては、これらの検体をいったん農民連食品分析センターに送り、簡易検査のクロスチェックとPCR検査の後、隠れGMと判定された個体を国立環境研究所に送る。環境研究所では、再度の簡易検査、PCR検査の後、遺伝子の塩基配列のチェックを行う。以上により、隠れGM個体の遺伝子に異常を来たしていないかなどの精密な検査を行い、何故このような現象が起こっているのかを検証します。 |