続 報 |
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農民連食品分析センターにDNA鑑定を依頼した検体 No.25は、ラウンドアップ耐性(RR)GM陽性と判定されました。
中部の会での簡易検査ではバスタ耐性(LL)擬陽性と判断しましたが、まったくちがう結果に少々戸惑いを感じます。今回の場合、試験紙による簡易検査はまったくあてにならないことになります。 |
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左の地図参照
●1〜4:赤坂小学校前
国道1号線中央分離帯で、計17株のセイヨウナタネを撤去。いずれも鞘をたわわに実らせていた。
●5:御油駅の西近く
白菜などの作物と思われます
●6〜25:西古瀬橋周辺
今回の調査で特筆すべき点:
除草剤が日常的に使用されている13〜23と25の地点で採取されたセイヨウナタネのほとんどが陰性を示しました。また、陽性と判断したものについても試験紙の反応が鈍く、擬陽性と判断せざるを得ない状況でした。
状況から判断をすれば、これらの検体はGM陽性の確率が高い。念のため、検体25を農民連食品分析センターにDNA鑑定を依頼しました。
2009年農民連発表にあるように、試験紙による簡易検査でGM陰性を示しても、PCR法によるDNA鑑定では陽性と判断される例が見受けられます。
今回の調査で、なぜほとんどの検体がこのような反応を示したのかは、今のところわかりません。とりあえずPCR検査の結果を待ちたいと思います。 |