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■10/27の調査
■11/22の調査
■まとめ 以上4回の調査の結果、旧吉原製油、日本配合飼料、甲南埠頭周辺路上から、合計15検体のナタネを確認。うち5検体のグルホシネート耐性(LL)ナタネと2検体のラウンドアップ(グリフォサート)耐性(RR)ナタネを確認している。大雑把ではあるが、グルホシネート耐性(LL)ナタネの検出率は約31%、グリホサート耐性(RR)の検出率は13%ということになる。 旧吉原製油周辺でセイヨウナタネの自生が確認されたほか、甲南埠頭(株)北隣の日本配合飼料付近でもセイヨウナタネの自生が確認された。そのいずれからも遺伝子組み換えナタネを検出した。 今回の調査でひとつ気になるのは、日本配合飼料正門付近からもGMナタネが確認されている点である。隣接の甲南埠頭からはナタネの搬出がなく、あるとすれば飼料用として旧吉原製油から搬入されるナタネ粕ということになるが、メーカーの見解ではノルマルヘキサンと熱処理、圧搾の工程で種子が死滅するため、発芽の可能性はないことになっている。 なお清水港富士見埠頭の東海組合飼料清水工場付近でもナタネの自生が確認されている。この富士見埠頭でもナタネの陸揚げは行なわれていない。 この点についての矛盾が解消されなければ、ナタネ粕についてその扱いについては慎重に行なわれなくてはならないことになる。この点についてはさらに解明がなされるべきである。 |