スターリンクをめぐる最近の状況(2,000年以降) |
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河田昌東 作成 |
(1) |
2000年 |
4月 |
日本で家畜飼料からスターリンク検出 |
(2) |
9月 |
アメリカでタコスの皮からスターリンク検出 |
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(3) |
10月 |
日本で菓子用コーン粉からスターリンク検出 |
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(4) |
11月 |
アメリカのガースト社が98年に販売した非組換えコーン種子からスターリンク混入を確認。 |
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(5) |
11月 |
アメリカで44名がスターリンクによるアレルギーの訴え。FDAとCDCが調査開始。17名について血清採取。 |
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(6) |
12月 |
EPAがスターリンクの承認申請再度却下。アレルギーの可能性消せず。 |
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(7) |
12月 |
ワシントン州など5州の農家が、アベンテイス社を相手に集団訴訟提起。 |
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(8) |
2001年 |
1月 |
ガースト社「スターリンク混入は近くのGM畑の花粉による」 |
(9) |
1月 |
FDA、ビール原料からスターリンク検出発表。 |
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(10) |
1月 |
ガースト社、種子の汚染は花粉によると発表。 |
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(11) |
3月 |
アメリカで2,001年度作付予定のコーン種子にスターリンク混入。混入率は1−5%以下だが、アメリカ農務省は種子の全数検査を命ずる。 |
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(12) |
3月 |
政府が全量回収買い取りを発表(3月7日)。全体では100万ブッシェル(約30000トン)と推定される。現在250社全てのコーン種子の混入を検査中。 |
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(13) |
3月 |
アメリカ環境保護庁(EPA)は今後、家畜飼料も人の食糧としての安全審査合格を条件にする。動物飼料だけの認可は失敗であったと認め「今後はこうした規制方法(split-registrations)を採用しない」と言明した。バイテク企業も反対派もこれを歓迎。 |
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(14) |
3月 |
アメリカのコーンの輸出と価格が下落、とアメリカ農務省が発表。スターリンク事件のせいで日本などの買い控えのため、コーンの輸出が予定より5000万ブッシェル(約150万トン)落ち込んだ、と発表。農務省によれば現在農家の出荷時のコーン価格は1.85ドル/ブッシェルで、1980年代半ば以来の最低となった。農業団体は議会に対して、今年度の90億ドル(約1兆円)の市場ロスにたいする補償を要求している。 |
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(15) |
3月 |
アメリカの主要種子会社(ガースト、モンサント、パイオニア、ハイブレッド)は種子の検査終了、混入したものは回収と発表。 |
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(16) |
3月 |
カナダで家畜飼料にスターリンク検出。未承認。 |
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(17) |
4月 |
アメリカで、スイートコーン、ポップコーンにスターリンク検出。 |
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(18) |
4月 |
アメリカ国内種苗会社281社のうち25%にスターリンク混入。 |
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(19) |
5月 |
アメリカ農務省、コーン11万検体の10%にスターリンク検出。 |
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(20) |
6月 |
アメリカFDAとCDCがアレルギーを訴えた17名の血清にスターリンクの抗体を検出せず、と発表。検査方法に批判あり |
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(21) |
6月 |
フロリダの検眼士キース・フィンガーがホワイトコーンでアレルギーを訴え、このコーンにFDAがスターリンク遺伝子確認。 |
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(22) |
7月 |
EPAは三度目のスターリンク認可を拒否。 |
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(23) |
9月 |
メキシコで栽培中の在来種コーンにスターリンク検出(15箇所) |
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(24) |
10月 |
日本の輸入飼料用コーン種子にスターリンク混入検出。 |