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縞葉枯れ病抵抗性遺伝子組み換えイネ説明会
03/09/25
知らない間に香川県でも遺伝子組み換えイネが試験栽培されていた!!
善通寺市の近畿中国四国農業研究センター四国研究センター(以降四国農研と略)での白葉枯れ病抵抗性GMイネの隔離ほ場栽培試験についての周辺への周知は、善通寺市広報紙(2001/5/25付)で行われている。
さらに同年6/5に行われた説明会は、広報の不徹底さから、参加者3名(農家1、丸亀市役所職員2)のみで行われたにすぎません。
屋外栽培試験は今年で3年目となるGMイネは、その研究段階の終盤を迎えています。
右側10aの実験ほ場と左の非組み換えイネとの間は2,3mの通路を隔てているだけ。
香川県のコープ自然派オリーブから四国農研に見学会を申し入れ、03/9/25(木)に30名余の組合員・生産者・四国関西の自然派生協の組合員とともに参加。
左の写真のような状況での試験栽培では、100%交配の危険性はないとは言い切れない。
にもかかわらず、隣接の普通のイネは過去2年間収穫され、一般に出荷されたということが確認されています。
自然派オリーブとして、3点を申し入れました。
1
遺伝子組み換えイネの実験栽培の即刻中止を求める
2
周辺農家、住民の理解を十分得られるように説明会の開催を要望する
3
隣接の一般イネの廃棄処分を求める
人口3万人にも満たない善通寺市の駅前を前代未聞のデモ行進。
03/10/9に申入れの回答がありました。
1
遺伝子組み換えイネの実験栽培は3年で1クールになっており、今年で終わる。
実験栽培の目的は、環境安全性調査で長期モニタリングによる、土壌や昆虫、微生物、雑草の環境調査。
治験結果によっては、16年以降も実験の可能性も。
2
報告会を予定している。マスコミやホームページ、善通寺市広報などで広報をする。
3
一般イネは住民の安心の確保のため廃棄処分をする。
という回答を得ています。
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『善通寺』の
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