農業において、この化学物質は「ラウンドアップ耐性」作物、つまりグリホサートの影響に耐えられるように遺伝子組み換えされた植物と一緒に販売されてきた。現在、これらラウンドアップ耐性作物には大豆、トウモロコシ、キャノーラ、テンサイ、綿花、アルファルファが含まれる。遺伝子組み換えにより、農家は畑全体にグリホサートを大量に散布することが出来、耐性を持たない植物を枯らしながらも、作物には影響を与えずに済んでいる。この化学物質が人間の健康に及ぼす影響、そして自然界と人間の生態系の他の要素への広範な影響に対する懸念が高まっている。
ハーバード大学の科学者ナオミ・オレスケスは調査の結果、今回、撤回された論文が800以上の学術論文、数十の政府文書、そして複数のウィキペディアの記事で引用されていることを発見した。彼女は、現在多くの大規模言語世界が情報源としてこれらの論文に依存していると指摘している。 |

ラウンドアップでくん蒸消毒されるアルゼンチンの大豆畑
(Pablo Aharonian/AFP) |