今回の実施時期はナタネの最盛期とはいえ、駆除本数は6200本と、過去最高を記録する結果となりました。
なお、四日市港周辺と、津市以南は、関連企業により駆除作業がおこなわれているため、中部の会の抜取隊では作業区域から除外しています。
また『北玉垣町』以北の国道23号では、無歩道の区域が多く、作業に危険を伴うため、作業区域から除いています(多くのナタネが駆除できずに放置されている)。
今回、特筆すべき点として
関連企業によるトラック搬送区域外の四日市市『西末広町』以北、伊勢湾岸道川越ICまで(8.4km 区間)の国道23号南向き車線でも、非常に多くのセイヨウナタネが確認されました。
以前から中部の会で指摘していますが、このナタネは、当会の調査で、愛知県から三重県に輸送されていることがわかっています。ルートとしては、知多市北浜埠頭から西知多産業道路、名古屋市の県道55号線に入り、港区竜宮町の竜宮インターを経て、国道23号を三重県四日市方面へ西進しています。そのルートが、四日市市『西末広町』から先で抜取隊のルートと交錯しているため行先がわかりません。この間の約46kmが手付かず、無対策の状態となっています。
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