2012/11/18
その1

遺伝子組換え食品を考える中部の会では、2012/11/18、第12回遺伝子組換えナタネ抜取隊を、三重県四日市市から津市までの国道23号線沿線でおこないました。今回も44名の参加を得、無事抜取り・駆除活動を終えることができました。スウェーデン在住のGM活動家アキコ・フリッドさんはじめ、関西はコープ自然派京都、大阪の各理事長様の参加もいただきました。また、今回はじめての方も・・・。みなさまのご協力、どうもありがとうございました。

今回の抜取隊に先立ち、11/4に名古屋市熱田神宮から伊勢神宮の間で大学駅伝がおこなわれており、そのための除草作業が施工されています。その結果、抜取り駆除されたナタネの数もかなり少ないという状況となりました。

ナタネの場合、抜根しない限り再生してしまうため、今回の抜取隊のように、一見してナタネが減少したように見えますが、草刈機による除草はあまり効果的とはいえません。

動画情報
地図の赤線部分が今回の作業箇所
抜取隊でカバーしなければならない距離は、四日市港から松阪市まででは40km以上です。隊員の移動を安全かつ効率的におこなうため、マイクロバスを利用しています。

名古屋からの参加者は、金山駅から集合場所の白子駅新生公園までを送迎(有料)。車中で抜取隊についての説明を聴いていただくほか、昼食も済ませていただいています。

現地集合の参加者もあるため、新生公園でも説明会をおこないます。
現地での抜取作業は中央分離帯でも行なわなければならないため、安全を期して、全員、視認性の高い安全ベストの着用をします(関連企業様からの提供をいただいています)。

今回の抜取隊は、事前に下見調査をしておき(11/5)、重点的な9区間(約15km)を決定しました。各区間4名の隊員、送迎車ドライバー7名、本部1名、計44名の構成でした。

今回も関連企業様より、送迎車5台を出していただきました。
抜取作業後、隊員はすべて白子コミュニティーセンターに集まり、抜取ってきたナタネのGM簡易検査と集計をおこないます。

日本に輸入されているセイヨウナタネには、おもに二種類の遺伝子組換えがあり、その検査のために、除草剤ラウンドアップとバスタ耐性GM検出用の試験紙を使用します。右の写真で青色がラウンドアップ耐性(RR)、紫色がバスタ耐性(LL:リバティ・リンク)検出用試験紙。

中央の紫色の試験紙に2本の赤い線が現れていますが、これがLL(バスタ耐性GM)を検出した証拠です。
今回の抜取隊でも、雑種とみられるナタネが9個体確認されました。右の写真が通常のセイヨウナタネです。花を咲かせた後、種子鞘が適当な長さに成長しています。

左はハタザオガラシ(5月撮影)。特徴はセイヨウナタネと比べて花が小型。種子鞘は細く長い。

下の3個体は、今回採取された雑種と見られるもので、いずれも異なった形態をしています。共通している点は種子鞘が極端に小さく、ほとんどが不稔で鞘に種子がありません。

右下のナタネが、ハタザオガラシとの雑種とみられる個体。左の2個体については不明。

ハタザオガラシ

セイヨウナタネ


?(変形した種子鞘)G班4-2

?(種子鞘ができていない)G班6

ハタザオガラシとの雑種?H班7




動画でどうぞ