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■調査から駆除へ
しかしながら06年7月頃より、国道23号沿線のセイヨウナタネの自生が勢力を大きく拡大する兆しを確認したことから、それまでの調査に加えて抜き取り駆除を活動に加えました。
そして、その年の秋より『GMナタネ抜取隊』を開始しました。この活動に合わせ、関連の企業による駆除活動も行なわれるようになりました。
9回目を数える今回の抜取隊にいたるまで、5年以上にわたり駆除活動が続けられてきましたが、大きな効果が見られたとはいい難いというのが現状です。
■交雑種を確認
そんな状況の中、新たな問題として浮上してきたのが作物や他の雑草との交雑種の発見です(現在国内では、交雑を疑われる個体の片親をセイヨウナタネ以外のアブラナ科植物と特定できる検査機関がありません)。事態は深刻なな方向へ進みつつあります。 |