2010/10/10

2010/10/10、Planet Diversity Pre-event(地球の多様性前日祭)が食と農から生物多様性を考える市民ネットワーク(Mop5市民ネット)の主催で開かれました。これは11日から始まるMop5(カルタヘナ議定書第5回締約国会議)を前に、市民がその会議の成功を祈り、支援するためのイベントです。

名古屋市栄のテレビ塔前のもちの木広場は前日の荒天とは打って変わり、すばらしい天気に恵まれました。

もちの木広場には全国の生協、NGO団体の展示や食品販売ブース、国際会議のテーマについての意見交換の場としてコミュニティ・カフェ。ステージではミニコンサート、各国著名人のトークなどと、盛りだくさんの一日となりました。

Cop、Mopのような重要な会議が地元で、しかもわたしたち民間組織もサイドから参加できるとあって、このプレイベントにはそれぞれが全力を投じての参加となりました。
中部の会の活動を解説するパネル展示。日本語版のほかに英語版も用意
中部の会のブースでは実物のGMナタネを展示。話題を呼んでいました
公式発表では当日のイベントへは6000人、パレードには1000人の参加者となり、国際会議への期待の大きさを物語っています。

Planet Diversity Pre-Event(地球の多様性を祝うためのプレイベント)ということで、パレードも各団体、いろいろな嗜好を凝らしたものとなりました。

特に農業関係者によるパレードではトラクタ、飾りつけをした軽トラックも参加。

エルコープ京都さん/各団体の主張はやはり『遺伝子組み換え』が多かった
パレードの先頭。みなさま、MOP5に尽力いただいた方たち。
シュマイザーさん!79歳?とは思えません。

生活クラブ生協・山梨さん

秀明自然農法さん

遺伝子組み換え食品を考える中部の会さん

コープ自然派さん

一般の市民さん

ノリパンの演奏
実際はこの国際会議より以前から、またこのイベントの最中にも国際間の討論が繰り返されています。いわばCop10、Mop5はその集約とでもいえるものです。とはいえ、こういった民間・市民による意思表示は会議の行方に大きく影響を与えうるのだと、このイベントの参加者たちは、その場から湧き上がるパワーを実感したのではないでしょうか。またそれは現実として会議に大きく成果を残す結果となったのです。